ジャンプ打ち切り漫画に過渡的なまでの愛情を注ぐコンプレックス。 さまざまな年代の打ち切り漫画を紹介していますが、今回の新規タイトルは90年代中心です。その一部を紹介。こんなレビュー本が日々増殖中なのでぶらり覗き見て下さい。 梅澤春人『SWORD BREAKER』 ”魔城ガッデム”などのネーミングセンス、キャラクターのフォルム、突如飛び出す鉄パイプ串刺しなどの残虐シーン、梅澤先生がファンタジー漫画?という疑問も読中3秒で吹き飛ぶロック&デストロイな漫画。 「おれたちゃ天下の未成年様だぜ」などの驚愕のセリフまわしにはあわわわ・・・とこちらが慌てずにはいれません。 見返しに肉ばっかりだとたまには魚も食いたくなるでしょとのきっかけコメントありますが、いやいや梅澤先生はやはりガチな肉食ですよ。 月島薫『心理捜査官草薙葵』 マガジンの『金田一少年の事件簿』やサンデーの『名探偵コナン』に触発されうちも2匹目の泥鰌にのっかるぞと踏み出したジャンプミステリー路線の第2弾。 第1弾は小畑健の『人形草子あやつり左近』。小畑氏でも超えれなかった壁は厳しく当然の23週打ち切り。 バン!と大ゴマで「プロファイリングでね」と魅せるコマのあまりな画に当時ジャンプで連載していた狂犬、木多・幕張・康昭が噛み付き仁義なき抗争が勃発。 漫画本編以上にこちらの方が有名になる。 しんがぎん『少年探偵Q』 ジャンプ迷走のミステリー路線第3弾。 少年探偵の主人公が間に合わずに目の前で女の子が焼き殺されたり、犯人には高笑いとともに逃げられたり、トリックをとかずにただのハッタリとコケオドシで犯人を見つけたりと散々な原作。いったいこの円陣ってなんなんでしょうか。のちに不幸のあったしんがぎん氏の2作目。その氏の画のうまさのみが際立つすかすかの内容に不運を感じずにはいられません。 鈴木央『ウルトラレッド』 現在サンデーにて連載中の『金剛番長』を読んだらこれも押さえておきたい。 世界一になると『ライジングインパクト』ののりとプロットそのままに進行していった格闘漫画です。ウィキに観戦している観客のTシャツに「BYE BYE JUMP」の文字がとありますが、これは気付きませんでした・・・。実際にジャンプとは袂を分かつことになった本作。 ものすごい終わり方も含めてジャンプ打ち切り漫画らしい内容です。
(担当 竹下)
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