まんだらけ名古屋 1F 少年ハセガワケイスケと七草が織り成す物語しにがみのバラッド

今回は著者：ハセガワケイスケとイラスト：七草が作り出す、美しく儚い少女と死に行く人々が織り成す心温まるストーリーで人気のしにがみのバラッド。をご紹介します。

しにがみのバラッド。はアニメは勿論、何故か実写ドラマ化してしまったという黒歴史も持つ有名タイトル。
ダニエルが子供って、それは無いよ。あと、モモが違和感バリバリですね。あ、いや、良い作品でしたよ？
ボクは断然ノベル派ですね。特に七草さんの描く柔らかい、素敵なモモが可愛くて良いですね。
この『しにがみのバラッド。』は死神のモモと猫のダニエルが死に行く人々の下へ行き、死を告げるのです。
死神が見える。それこそが死の証明。でも、モモは可愛い少女なので最初から信じる人はあんまりいないですね。
お話のメインとしては、モモやダニエルが何かするというよりも、死を告げられた人の死ぬまでが書かれているのが大体です。
死ぬということは、人生で1度しか訪れません。しかし、それが訪ない人もいない、誰もが最後に辿り着くもの。
それを告げられた人たちが、何を思い、何を感じ、何をするのか。そんな事が書かれています。
たまに例外もありますが、色々と考えさせられるノベルであることは確かですね。
ストーリー中で色々驚かされる点が多々あるのですが、それは人々のつながりですね。あそこで死んだ誰かが、他の誰かに影響を与え、その人とまた別の人にも接点がある。死は何処にでもあって、実はすごく密接なことなんだということなんでしょうか。
結構哲学しちゃうノベルですね。ラノベごときでとバカにするのはおよしなさいな。

現在、しにがみのバラッドは多岐に渡り展開をしており、ライトノベルからコミックス、アニメ、実写ドラマ、ドラマCD、七草氏の画集、絵本と本当に色々ありますね。
まずはライトノベルでどっぷりはまってから他に手を出していくといいと思いますよ。
まんだらけ名古屋店では、ノベル、画集、絵本を1階フロア。アニメ、ドラマCDが2階フロア。コミックスを3階少女コーナーで取り扱っています。
お求めの方は是非ご来店下さい！

(担当ノベルの1巻で泣いてしまった山田)