まんだらけ中野店 4F 記憶冬の旅 - まんだらけトピックス

日本中を旅しながらそこで偶然出会った人たちをカメラと質問を使って記録し続けた写真家・橋口譲二。
「17歳の地図」「Father」「カップル」「職」に続くシリーズ第5弾。
100人近いお年寄りに「これからの夢は何ですか？」と質問してますが、

「何にもねぇ、そうゆうの、何にもねぇ」
「早ぐ死にたいと思ってる」
「今考えると、バカみたいに働いてきたもんだ」
「これからみる夢は死ぬるだけや」
「こんな貧乏になると思いませんでした」
「もう人間は好かん、気を遣うばっかりで」

みたいな答えと、自分の顔に責任が持ててるよい顔にしんみり。
ふと立ち止まってみれば、100人には100通りの生き方・在り方があるのが見えてきます。
誰かと比べてみたりなど出来っこないですね。
橋口譲二「夢」￥1575－

「旅の数だけ人は境界線を越えることができる。その荒地へ！」ということで2004年からスタートし、今だにそのテンションを持続中の旅の雑誌「コヨーテ」ですが、初期の売り切れの号入荷中。

創刊号「特集森山大道－その路地を右へ」￥1575
No2 「特集星野道夫の冒険ぼくはこのような本を読んで旅に出かけた」￥735
あなたがもし次の冒険の準備をはじめているのなら、どちらもよい手引きになる好特集です。

(担当二宮)