2002年の夏 "とある漫画家集団"が出した同人誌。 作家陣はこちら↓ 安倍吉俊・長田裕幸・小田扉 鬼頭莫宏・清田聡・沙村広明 D[di:]・弐瓶勉・日本橋ヨヲコ ヒロモト森一・古屋兎丸・ベギラマ 松田洋子・真鍋昌平・三宅乱丈・森山洋 その漫画家集団の名は『赤い牙』 「なぜこんな豪華なメンツが…?」 なんて考えは捨て去って この素晴らしき作品の存在を素直に喜びましょう! 連載とあまり変わらずマイペースな「さすが!」と唸ってしまう作品もあれば「そこまでやるか!」とツッコミ入れたくなるぐらい自由な作品も。 個人的に松田洋子の作品に出てくるどこか悲しみを背負っていて不幸そうな感じの女の子(しかも昭和の香り)が好きなのですが、 収録作品の内容は一人の女優を巡って爺さん達がひたすら妄想するという、女の子から「男って…ほんと馬鹿ね」といわれてしまいそうな内容です。 でもすげー分かる!分かるよ!! この気持ち、是非味わってみてください。 〔余談〕 当時、この同人誌の存在を知った田舎者の私は鼻血が出そうになる程興奮しました。 そして出た言葉↓ 「東京ってスゲーんだな!!」 まったく東京は関係ないのに "凄い=東京" と結び付けてしまう事が、いかに田舎者だったかを物語っていますね。
(担当 青柳)
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