私は小学生の頃から、町の繁華街(というあだ名がついた寂れた商店街)のところにひっそりと佇む図書館に通ってました。 初めて行った時には、こんなに本がある!!と驚いたものです。 それまで学校の旧館の方に(田舎だけに土地だけはあるからやたらと広かった)存在を忘れさせられているようにぼんやりと存在していた図書室どまりだっただけになおさらでした。 図書館にはたくさんの本が置いてありました。 その中には、○○全集といったものも多く見受けられました。 小学校低学年の私は、手塚のSF漫画に夢中だったので、活字で埋め尽くされた全集には飛びつきませんでしたが。 あの時今回紹介する全集に出会っていたら人生変っていたんだろうか? などと至極長い前置きはこのくらいにしまして、商品の紹介です。 世界SF全集全35冊セット 早川書房
本体に最初から付いているビニールカバーも全て付いてます。 今回の本はどういった意味で凄いんですか?と問われれば、やはり「全集」という形をとったことでしょう、と自分は答えます。 函付きで、帯があり、本体をビニールカバーがきれいに包装してくれている。おまけに各巻に月報が付いている。 正に全集という形をとっています。 収録されているラインナップは、Jules Verneや、Herbert George Wells等の古典的な作品から、SFオールタイムベスト級の作品、また英語圏以外の一般的にはマイナーなイワン・エフレーモフやアルカジイ & ボリス・ストルガツキー(ストルガッキー兄弟)等、幅広く収録。 そして後半巻は、日本SF作家の作品も収録。 正に世界SF全集ですね。 それにしてもこれ以降こういった世界SF全集的なものがでなくなったのはなぜなんでしょう。 その後、早川や創元などで復刻がどんどんされていきましたが、(SFマガジン等の雑誌等で載ったものを除く)ここでしかまだ読めないものもまだ多数あります。 それに、別の版でも読めるが訳が変っていたりするものもありますしね。まぁ、そこまで凝っている方は少ないかもわかりませんが。 個人的には、家に置いて眺めて読んでいたい本です。 ちなみにこちらのセット、巻末見ると別巻があるとのことが書いてあると思いますが、別巻は刊行されていません。
(担当 三次)
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