まんだらけ名古屋店 6F 「ダークに生まれしものは・・・」メディコム・RAH・プロフェッサーギル入荷！

シグナルの点滅とやや気取った声のみで表現され、
垢抜けた印象の強かった「ショッカー首領」に比べ、
同時期の首領ながら正反対の存在「プロフェッサーギル」。
そもそも、外人として設定されながら
和服にベルトという地味且つ奇妙な出で立ちで通し、
ボソボソ喋っていたかと思うと突如激高して
感情を爆発させる。
さらに長髪を振り乱しながら
オーバーアクション+スローモーションで、ギルの笛を
吹き鳴らす時の妖怪じみたインパクトといったら・・・！
悪役俳優数々おれど、安藤三男しか演じられない
一世一代の名演技で、
次作「ゼロワン」がパッとしなかったのも、
偏にこのギルの存在が欠けたからに他なりません。
（ビッグシャドウはデザインが悪すぎ・・・）。
世代によっては「耳の穴まで塗ったドクトル・オーヴァこそ・・」
とおっしゃる方もお見えでしょうが、
60年代の「オーヴァ」、70年代の「ギル＆ガイゼル」、
80年代の「レイダー」と屈指の名キャラを
いくつも演じわけられたのも、安藤三男さんだからこそ。
（地獄大使とドクターQってほとんど同じキャラですもんね）。
そこでご紹介するのが、業界初の安藤三男フィギュア
「メディコム・RAH・プロフェッサーギル」。
とにかく、似てます。
血色の悪い顔色、深く刻まれたしわ、
全てを拒絶するような眼光、
どれをとっても「ギル」そのもの！
一目見ただけであの決めゼリフ＆メロディがあなたの脳髄に
エンドレスで流れます！
しかし・・ギルって、裸足だったんですねえ！
自分以外生き物がいない、機械に囲まれた帝国で、
和服着て杖持ってブツブツつぶやきながら
裸足でうろつく病弱な外国人老人・・・。
「電王」や「ゲキレン」しか知らない現代の良い子達に見せたら、
トラウマになること必至ですな。

(担当佐光)