まんだらけ福岡店 3F 【ル・ジャポネーゼ(Re> japonaise)】女性向同人誌此処は夢、此処は幻、此処は泡沫、花の町

大正浪漫的BLゲーム、「花町物語」の設定資料集を1階テーマショーケースにお出ししちゃいます。

陰間茶屋が舞台の華やかで耽美で、官能的な物語が魅力のゲーム。

メインキャラの少年たち、陰間は仕事着は女性者の着物と打掛。普段着も着流しの小袖が基本。

正しく今回のテーマにはぴったりです！！

遊郭、花町と言えば、花魁や遊女、そして女装の陰間の人々も帯は前結びのだらり帯がイメージ強いですよね。

実は前結びの帯は遊女に限らず一般の女性たちも日常的に結んでいた時代もあったそうで、
御茶屋の娘が忙しさのあまり、帯を後ろに回さずに締めていたのを他の女性も真似をしたと言う逸話もあるらしいです。

帯を直す暇と言えば、遊女や陰間は一晩に何回も帯を締めたり緩めたりするわけで・・・。
ナルホド、前結びのだらり帯は非常に効率的なわけですね。

それでも、花魁道中や張見世に並ぶ時の前帯（御布団みたいなアレです。）は着付けに時間が掛かりそうで逆に非効率的な気もしますが・・・。

アレはアレで見栄と粋の世界では必要な無駄なのでしょうね。

あとは身請け金の勘定の時に重りを入れるのに便利・・・とかね。
（花魁・太夫の身請け金の相場は本人＋着物フル装備時の重さと同じだけの金で支払うのだとか・・・。）

無駄に見えて無駄が無い。着物文化って面白いですね～。

そんなわけで、華やかな着物文化の、特に華やかな色町、花町の世界を覗き見てはみませんか？

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(担当小幡)