まんだらけ渋谷店 10周年感謝祭☆8月18日【少女レトロ】竹宮惠子アニメ「風と木の詩-sanctus-」VHS＆ムック出品

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・「風と木の詩 sanctus-聖なるかな-」・状態：並・税込価格5,250円	・OVA「風と木の詩 sanctus-聖なるかな-」（VHS）・状態：並（当時の市販品。レンタル落ちではありません）。リーフレット付の完品。・税込特価7,875円

昔からのファンの間では常識でも、現在放映中の「地球へ…」
で竹宮先生のファンになった方はご存知ないかもしれない「風と木の詩」のOVA・「風と木の詩-sanctus聖なるかな-」。今回はそのビデオ（VHS）とそのアニメのムックを一緒に皆様の元へお届けいたします。
観たことのない方は全17巻もある長編「風木」をどうやって60分アニメに？？とお思いになるでしょう。
ご心配無用。原作の雰囲気を壊すことなく、巧みな構成で魅せてくれます。
それもそのはず。製作陣がとにかくとにかく豪華。
監督は…なんとあの安彦良和氏！！！もうこの方についてはなんの説明もいらないでしょう。なんてたってミスターガンダム。
安彦さんが監督した少女漫画はこの「風木」のみなんですよ。

さらに。EDロールのテロップをよーく観てみると…
「カウボーイビバップ」等で世界的人気のキャラデザ・川元利浩さんと「ガンダムSEED」「ガンダム SEEDDESTINY」の作監等でおなじみ大貫健一さんが参加されているではありませんか！
！
声優さんとしては
セルジュを小原乃梨子さん（の○太くん！！）、ジルベールを佐々木優子さん（ちび○子ちゃんのおばあちゃん役の方ですよ。っていっても想像がちょっと難しいかと思われますが。。）
ブロウを速水奨さん、ワッツ先生を小杉十郎太さんが演じられています。
そしてそして。
ここから個人的に声を大にしていいたい。
「風と木の詩」において欠かせないキーマンとなるオーギュスト・ボウを演じているのがあの「塩沢兼人さん」なのです！！
！
…私はこのアニメの存在を知る前、大好きなオーギュの台詞は塩沢さんの声を頭に浮かべて原作を読んでいたので本当に塩沢さんが演じていらっしゃると知ったときの喜びったら。

劇場版＆現在のテレビ版「地球へ…」は、製作自体に竹宮先生が
あまり関わってはいないそうですが、このアニメ版「風木」は原画クレジットに先生のお名前があることからもわかるように、先生自身が監修として関わっているのです。
実力の確かな豪華なスタッフ＆竹宮先生がタッグを組んでいる。
これだけでもう、内容についてここで言及しなくてもこのアニメの素晴らしさは充分伝わったと思います。

劇場版「地球へ…」は、他の竹宮作品「夏への扉」「アンドロメダストーリーズ」と同時にめでたく先月DVD化さました。
アニメになった「風木」以外の竹宮作品（上記3作品）はすべて製作が東映ということもあり同時にDVD化が可能だったみたいですが、この「風木」は他社ののヘラルド・エンタープライズ（現・角川シネプレックス）製作。
惜しいことにDVD化の予定も今のところない様子。
VHS版・ベータ版・LD版共にもちろんとうの昔に廃盤となっています。

BLゲームや漫画がアニメになるのが普通になった今でも、内容的に「風木」を映像化するのはまだまだ難しい。できてもこのアニメのように高い質で製作してくれるかどうかはわかりません。
なにより。代表作であるのと同時に、並々ならぬ想い入れのあるであろう「風と木の詩」の再アニメ化を竹宮先生自身が首を縦にふることがあるのかといわれればそれも難しいような。
つまり、これが最初で最後の「風と木の詩」のアニメになる可能性が非常に高いわけです。

もし万が一「地球へ…」ブームの波に乗ってこのまま「風と木の詩」がリメイクされ新たに蘇ったとしても。それはまたこの本作とは別の作品。このアニメ版の素晴らしさは永遠。

何度もしつこいですが。
オーギュは塩沢さん以外考えられません。そして残念なことに塩沢さん演じるオーギュストは今後二度と観ることは叶いません…。

今回はVHS、ムックそれぞれ個別にお出ししますが、一緒に買っていかれることをオススメいたします。
一度VHSを何も考えずに観る。
次にムックを読んで竹宮先生と安彦氏の対談を読み耽る。
そして三度目はムックの巻末に収録されているアフレコ台本を見ながらじっくりビデオ鑑賞。声優さんの演技に耳を傾ける。
そしてまた何も考えずに…以上ループ。。

レンタルで一度観たという方もお手許において、何度も鑑賞してみてください。絶対新たな発見があるはず。

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