アンリ・ド・トゥールーズ・ロートレックは幼い頃に落馬事故が元で、両足が短いまま成長しなくなってしまった。 そんな彼を見た父親はその「醜さ」を疎んじ、伯爵家の爵位継承権を剥奪してしまいました。 貴族社会での居場所を失った彼は次第にパリの下町、最下層のキャバレーや歓楽街に入り浸るようになりました。 実の親からも「醜い」と蔑まれた彼は、「美しい」物を生み出す眼と手の持ち主でした。 人間を醜いと言い、美しい踊り子を醜く描きながらも、そこに人生の美しさを描きこみました。 「醜い」貴族の子は「醜い」まま、「美しく」生き抜きました。 そんな、限りなく「美しい」物を孕んだ「醜さ」を讃えて、4月のまんだらけ福岡店では【醜】をテーマに特設コーナーをご用意しちゃいます!! 女性向け同人誌からも、「醜くて」「美しい」作品をいくつかご紹介しちゃいます。 まずは和泉八雲さんの「17th」 幼い頃に右目を失った伊達政宗。彼もまた、ロートレックと同じように、実の親から「醜い」と蔑まれ、時には憎まれてしまう、苦しい子供時代を過ごしています。 そんな「醜い」傷を持った少年は奥州全土を束ね、美しく、華々しく時代を彩る武士へと成長するのです。 ゲーム上とはいえ、史実の伊達政宗をモデルとしたキャラクターだけに、目の傷にまつわる過去が彼の身に重くのしかかっている、けれどそんな傷を背負いつつも、美しく生きる姿に、孫市だけでなく、世の腐女子も心を動かされているはず。 更に同じく和泉八雲さんの「Genome」 政宗と同じく顔に傷を持つ男、はたけカカシ中心のシリアスストーリー。 ですがこちらはどちらかと言うと傷とかそういった外見的な「醜さ」以上に内面的な、精神的に黒く、ドロドロした人間の「醜さ」的な部分が描かれているお話となっております。 忍びの暗黒面を知るカカシの、暗く、狂気じみた感情の描写が秀逸な作品です。 ついでといっては何ですが、顔に傷つながりでもうひと作品。 直野儚羅と亘理なおみ合同誌「お江戸のくらし 2」 この本の中の、直野儚羅さんの「夜の過ごし方」では顔に大きな傷跡を持つ元盗賊の吉佐と吉佐にベタ惚れな若様の朝都のラブラブ生活が垣間見れちゃいます。 テーマからはちょっと外れますが、いかがですか? ※掲載商品は当日店頭でも販売いたします。売り切れる場合もございます。 また掲載商品の在庫確認及び通販受付など電話でのお問合せは12:30より受付を開始いたしますので予めご了承くださいませ。
(担当 小幡)
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