2006/3/12掲載
まんだらけ 新宮店

第201回 こずえ嬢の勝手に連載!面白少女コミック!!


こんにちは!
もうすぐ春ですね〜♪
どうも、思わずキャ●ディーズ唄っちゃいます、こずえ嬢です。
春が来る事自体になんの不満もないんですがね。

暖かくて頭が沸いてしまうんですよ、こずえ嬢の。
春は暖かいなんて言いますけども、九州の"暖かい"って、"暑い"んじゃないかって毎年思います(遠い目)

こんな時期の満員電車・・・・最悪なんですよね(滝汗)

さてさて、それでは行ってみましょう。
今回ご紹介するコミックスはこちら!!

小学館 ビッグスピリッツコミックス スペシャルより
佐々木倫子先生の
「Heaven?」

イタリアンレストランに勤めている伊賀(いが)。
見た目は、特に特徴がないヘアスタイルとメガネで、至って普通。
だけど、思う様無愛想。
何が起きても冷静なのはいいけれど、笑わなければならない場面に出くわすと途端に客の怒りを買ってしまうのだ。

そして、本日も。
蛤(はまぐり)に砂が入っていると、突然わめき出したヤクザ。
別のスタッフがそのテーブルへ向かい謝罪しているのを、食器を片付けながら眺めていると、事もあろうにヤクザとばっちり目が合う。

伊賀の表情のない視線に、気に食わんとばかりに罵声を浴びせる。
「おい、何見てんだよ?」
「なんだよ、その目は?」
「馬鹿にしとんのかぁ?!」

「いえ、決して。失礼しました。」
特に慌てもせず、丁重に頭を下げ謝罪する。
しかし、これでヤクザの気が済む訳がない!!

「あ、何か不愉快」
「ふてぶてしい奴だな・・・」
「お前、サービス業だろ?笑えよ?」
「スマイル0円でしょ?ね?」
伊賀の表情は全く動かず。
それは決して、彼らに怯えている訳ではなく。
痺れを切らしたヤクザは遂にキレ出す。

「笑えぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!(激怒)」

怒鳴り声は店内に響き渡る。
こだまする声が収まるのを待って、口を開く伊賀。

「このような場面で笑えません。」

「そうかい・・・」
すると、親分らしき一人がテーブルクロスを引き抜き、乗せられていたワイングラスや皿、花瓶に活けられた花さえも見事にひっくり返り、不規則な音を立て床へダイブする。

それを合図に、ヤクザは暴れだし、スタッフに襲い掛かる。

数十分後、スタッフ総出で暴動(?)を止め、厨房ではやっぱり怒鳴り散らされる。
さらには・・・
「もういい!!お前は客の前に出るな!!!ゴミ捨ててこい!!!!」
料理長に散々言われ、黙ってゴミ出しに出る。

勝手口を出た所で声を掛けられる。

「すばらしい!!!!」

振り向き、相手を確認すると、女性でしかも顔をが真っ青。

ポーズはまるでグ●コの「1粒300M」。

「・・・・・・・・・・」
あぁ、酔っ払いか・・・・・と、勝手口を黙って閉める。

「閉める事ないじゃないの!!!」
無視された事に腹立て、扉を閉めるのを阻止する。

「ヤクザをヤクザと思わない毅然とした態度!!客に媚びない誇りの高さ!!なかなか出来ない事よ、伊賀くん!!!」

「はぁ・・・・・・」

さっきの店内での騒動を言われているようだが、伊賀にとっては「この人一体なんなんだ」とぼ〜っと思っていた。

「うちに来ない?優遇するわよ!!」

突然の引き抜き。
迷う事なく、ココを辞める事が出来、そのまま謎の多い(しかも何が何だか分からない内にOKを出す)彼女に着いて行くことにした。

だけど!!!
迷う事なく辞めてきたはずなのに、彼女の言う店に行く道に迷ってしまう。
地図を見てきたはずなのに、いつのまにか葬儀屋が見えてくるし。
大丈夫なのか、ホントに?!!!

それでも不安を抱えつつ、集まったメンバーで店を作っていく訳だけれど・・・・・・・?!

**********
「動物のお医者さん」で御馴染みの佐々木先生の作品です♪
前回は「おたんこナース」をご紹介しましたが、やっぱり佐々木先生!!!やってくれちゃってます♪
シリアスな表情で青ざめるシーンは毎回笑えます!!!


(担当 仲野)

お問い合わせ (営業時間:12:00〜20:00)

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〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるシティー 4F
TEL 093-512-1777 / e-mail kokura@mandarake.co.jp

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