まんだらけ札幌店第57回札幌雪祭り開催中です。札幌の街中でこんなもの見つけました。「ホッカイダー」

常日頃思うことが有ります。
北海道経済が上向いて皆さんの懐具合もよくなり、娯楽や趣味に費やす予算が増えると、間違いなく札幌店を利用して下さるお客様も多くなるのだろうなあ・・・と。
そうゆう事で、微力ながら札幌経済の為に私にできることとは？

特産品の毛がに・ウニ・イクラに代表される海産物のイメージが強い北海道ですが、北海道のみ販売されているお土産品の豊富なことは周知の事実です。
よさこいソーラン等の地域もののリカちゃん、毬藻キティちゃんやキリンガラナやソフトカツゲンに焼きそば弁当！？北海道でしか手に入らない物がたくさんあります。

JRで通勤していると冬季間当たり前に発生するのが電車の遅延です。
当たり前の大雪による遅延・運休そして朝帰り・・・。そしてそのまま出勤・・。
最終電車が1時間以上遅れている時などはホントに田舎で暮らしている自分が嫌になります。
「また帰宅時間が2時過ぎかあああ・・・」と嘆き「あと6時間後にはここに戻って来なきゃならないんだなああああ・・・」と愕然とします。
ぽっぽや（鉄道員）だった親父に聞くと、昔はポイントの凍結なんかじゃ滅多に遅れなかったもんだ、と言っていました。
昔は手動で力任せにガッキンとポインとを動かしていて、今は電子制御だコンピューターだの便利になりすぎているんだ、そして今の車体は軽すぎる。
オレの頃には・・・、といつのまにか古き良き蒸気機関車時代の話になってしまいます。
電車の遅延とか大渋滞が生活のごく一部になっているほど中心街から外れた人間の日々の営みは麻痺しています。

「○○行きの電車現在1分から30分の遅れです。」なんて時には何時来るか分からないのでじっと待っているしかないのですが、「約40分遅れです。」とはっきりっている時は、待つ時間とっても暇だしホームはクソ寒いので、いったん改札を出て札幌駅内・周辺で時間を潰します。
そして先日、札幌駅内にあるお土産屋さんで、何かこちらに訴えかけている気になる奴らがいました。

その名は「ホッカイダー」なる北国の自然を守る為の戦隊ヒーローらしきケータイ用ストラップです。
「北の大地、北海道に日本征服をたくらむアバシリンが突如現れた、北国の自然を守る為、北海道各地から勇者が立ち上がった、人は彼らをホッカイダーと呼んだ！！」という文句になっております。
いいですねえ。安易ですか、いえいえ設定が良いですよ!!

「アバシリン」は理由がわかりませんが日本征服をたくらんでおり、まず手始めに出身地？の網走から地固めを、との考えなのでしょうか？
その理想理念があいまいな怪人？「アバシリン」のそのいきなり理不尽な要求に待ったをかけたのが3人のヒーローです。
サンバルカンか？しかしレッドはいない、よってレッドの交代もありえないな、レッド役がいないと言うことはチームとしてまとまらないかもしれない、女の子とおぼしきキャラもいる。

全体写真右から「マリモグリーン」は湖での戦いが得意だそうですが、まりもの生息地は阿寒湖の数箇所しかいないので、かなり限られたシチュエーションでなければひょっとすると頼りないのかもしれません。
特徴として動きは地味だが長生きだそうです。ちなみに天然記念物の阿寒湖のまりもは推定200歳です。
右から2番目「ヒグマブラック」は怪力の持ち主。地上、主に山での戦いを得意とする。
力強そうで、水中以外であればパフォーマンスに問題はなさそうです。
なのでリーダー格であろうと想像しております。となりは唯一の女性キャラと思われる「クリオネピンク」です。
海での戦いが得意で、特に流氷の下での動きが激しいとの事です。
これまた通常では考えられない状況下でしか力を発揮できないタイプとお見受けしました。
「アバシリン」が市街地で暴れたらどうするのでしょう。その前に「アバシリン」の実力は如何に？悪の結社はあるの？規模は？手下の数は？未だ謎に包まれた「ホッカイダー」の関連商品は現時点ではこのケータイ用ストラップのみだそうです。
今後の「ホッカイダー」の関連商品の増加などに期待しつつ、主に道外から来られる観光客の方達の支持を得て、是非実写版を製作していただき、綿々と受けつがれる戦隊ヒーローの対抗馬として「ボウケンジャー」と切磋琢磨してもらいたいですねえ。

ちなみに当店のTOYのリーダーにして斬り込み隊長Aサンに買取価格を伺ったところ「セットで400円！しかし開封しているのでごめんなさい」と言われました。
「しょーもない事しとらんと、コミックス調達してきてこんか!!」でも、きっとそのうち店頭に並びますのでお楽しみに!!

という事で皆さまの地域に売っていた、眠っている限定フィギュアなどを札幌店に持って来られて査定されてはいかがでしょうか？

（担当おおい）