どこのコンビニに行っても、節分の日に食べる巻き寿司の予約のチラシがいっぱいですよ。そのチラシを見る度に、最近「お寿司」と名の付くモノを食べてないなぁなんて思います。 うぅ、サラダ巻きとか食べたい・・・。 さて、今回ご紹介するのはこちら!! 数ある絶版小説の中でも、この作品は手に入りにくい部類に入るのではないでしょうか? しかも、イタミがあるとはいえ、帯があるのもめずらしいのですよ!! というわけで、二見書房のベルベット・ロマン・シリーズより、菅野彰さん 「死にゆく夏の、喘ぎにも似て」です!! もう、帯のアオリ文からしてたまりません!! 「耽美小説シリーズ最新作 -妖しい禁断の香りに満ちた世界へ-」 これを見て、なんだかいけないものを手にしてしまったような気がするのは、私だけでしょうか?(笑)表紙のイラストも、本当に妖しさ満載な仕上がりになってるんですよ!! あぁ、これこそ「耽美」だなぁと、思わず納得してしまう自分・・・。 ではでは、皆様が気になる中身を、ちょっとだけご紹介しましょう♪ 「俺と来るか」そう小さく尋ねられ、悠一は少し動揺した。 竜二の巧みな愛戯に溺れて、躯が心を裏切ったのかもしれない・・・。 そう、悠一は思わず考えてしまう。 悠一の恋人である直人は、出会ってから2年の間に7回も留置所に入っていた。 その間、悠一の面倒を見るようにと、組が遣わした切れ者が竜二だったのだ。 最初の頃、竜二の前で憔悴した自分を見せるのは、ひどい弱みを見せるような気分がして嫌だった。 しかし、そんな悠一に対し、竜二は、見た目からは想像できないさりげないやさしさを見せたりするから、だから余計動揺してしまったのだ・・・。 しかし、さまざまな葛藤を振り切り、悠一は竜二からの誘いを断り、直人を待つことを決心する。 それから7年の月日が流れ、衝撃的な事件が悠一を襲い・・・。 いやぁ、ヤクザものですよ、ヤクザもの。 この危うさが、また耽美のニオイをぷんぷんとさせるわけです。 耽美好きの方も、菅野彰さんファンの方も、必見の1冊ですよ!! 帯が金色のため、スリキズなどがたくさん入ってしまっていますが、ひどいヤブレなどはありません。 あえて言えば、せっかく帯があるのに、本自体がヤケてしまっているのが残念ではありますが・・・。 とにかく、この機会を逃すと、いつお会いできるかわかりません!! さぁ、迷わず新宮店にレッツゴー!!ですよ。 発行:1994年3月25日 状態: 本:ヤケ・カバーイタミあり 帯:スリキズなどのイタミあり 価格:税込\2,100-
(担当 坪井)
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まんだらけ 小倉店(詳しい店舗地図はこちら)
〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるシティー 4F
TEL 093-512-1777 / e-mail kokura@mandarake.co.jp
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