これは裏を返せば時代を動かしてきた男中心の歴史に対するアンチテーゼであるとも考えられます。 学校では男尊女卑なんて言葉も教わりました。 しかし、男という生き物は悲しいかな、どんな豪傑であろうと女性から産まれるのであり、初めて口にするのは母乳、いわゆるパイオツ、おっぱいな訳です。 戦後の食文化の変化により日本女性の体格も向上し、今や巨乳、さらには爆乳なんて言葉もすっかり耳に馴染んでまいりました。 街を歩けばそれはもうあたかも乳の見本市のよう。しかし、身体の部位を表現するのに“巨”“爆”って・・・。 かつて、月亭可朝は「ボインはお父ちゃんのためにあるんやないんやでぇ、隣のおっさんも楽しみにしてるんやでぇ〜」と教えてくれました。 「ボインより小っちゃいのがコイン、それより小っちゃいのはナインやでぇ」とも。 “巨”や“爆”を何年も前に“ボイン”という通りの良い言葉で呼んでいた可朝師匠はなんとスマートなことか。 芸能界ではその他、“おっぱい星人”という言葉を世に広めたタモリ氏に至ってはおっぱいを「鯖の次に好き」と表現しておられます。 いったいさっきからクドクドと何が言いたいのかと申しますと、つまるところ大きさや形など、好みの差こそあれど男は総じておっぱいが好きな訳でして、所詮それがある限り男は女の前に跪くしかないのであります。 以上、フェミニストからの意見。 そんな可朝師匠へのオマージュすら感じさせるタイトル(嘘)を持つ成年向けゲーム、その名も『boin ボイン』。今回ご紹介するのはこのゲームのイラストがぎっしり詰まった1冊。 『boinオフィシャルファンブック BOIN BEST SERECTION』(宙出版) 帯のコメント「乳絵界の俊才・八宝備仁が描いた『boin』のビジュアルをこの一冊に集約!」乳絵界って?そんなジャンルがあったのか・・・。 表紙でチアルック&「だっちゅーの」ポーズ(あぁ、ついに使っちゃったNGワード!!)を決めている主人公・飯井原なおを始めクラスメイトや学校の先生達まで、登場する女キャラがことごとく“ボイン”。あれもボイン。これもボイン。萌え系ボインからセクシー系ボインまで幅広く楽しめます。 決してコインやナインは登場しません。ご安心を。 まぁ、あとはエロゲーお約束のお楽しみ画像が高解像度にて多数収録。やるこたやるんです。 どーですか、お客さんッ!!男のふるさとである“ボイン”に心委ねてみませんか?
(担当 清水)
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