まんだらけ名古屋店 6F オレンジ色の憎い奴！？マルサンペギラ第3期

モノクロ番組故に正確な色がわからず、マニア泣かせな「ウルトラQ」。
しかし2クール以降の製作分は、講談社によるグラビア撮影なども行われ鮮明なカラー写真が数多く残されています。
さてその第2クール。巻頭を飾るのは野長瀬三摩地監督による「氷原に燃ゆ(仮）」でした。
そこに登場し、前編では北極、後編では東京で大暴れする怪獣こそ、ご存知「ペギラ」です。
つまり、第2クールに製作されたが故に、成田享デザイン・高山良策造形による処女作として世に出、多くの貴重なカラー写真を世に残せたのです！
さて、そんなペギラ、ソフビではマルサン時期に計6種が確認されています。
その中でもっとも着ぐるみのカラーに近いのが俗に「第3期」と呼ばれるオレンジ成型色のもの。
人によっては「茶色こそペギラ！」とおっしゃる方も見えるでしょうが「似てる」という観点だけなら茶色では「チャンドラー」になってしまいます。
子供には玩具としての温かみをあたえ、
マニアにはリアル且つ珍色としてもてはやされる。後のB-CLUB復刻版第2期がピンク成型だったのは
このマルサン3期へのオマージュだったのかもしれませんね。

・「マルサンSTソフビペギラ（第三期」
価格：￥47,250
状態：左足間着切れあり、塗装傷み、気泡あり

（担当佐光）