価格:¥6,195 90年代中盤にアニメとは分離された形で復活した東映まんがまつり「東映スーパーヒーローフェア」。 戦隊・メタルヒーローという当時放送されていた東映制作の特撮番組の劇場版に加え、劇場オリジナルの仮面ライダー(93年は「仮面ライダーZO」、94年が「仮面ライダーJ」)がカップリングされていました。 そして95年。その枠は”石ノ森章太郎・原作作品”枠という解釈となり、登場したのが「人造人間ハカイダー」。 当時、一度は誰もがその目を疑ったはず!「”キカイダー”じゃないの!?」と。しかしながら、誰もが感嘆の声を上げたことも言うまでもありません。悪役史上初のヒロイックな雰囲気、ヒーローの正当なライバルとして登場し、時にはヒーローをも食う存在の”ハカイダー”が主人公の作品、しかも劇場版!特撮ファンなら燃えるはずです! ストーリーは近未来。グルジェフという元老院議員長である科学者に統治された国家「ジーザスタウン」。自らの体制に歯向かう者は拉致し洗脳、人間としての人格を奪われる、という形で支配されていた。 反政府ゲリラの女闘士カオルは一部の人間のみのための虚構の平和ではなく、誰もが自由な新の平和を信じ、戦う。 そんな頃、ジーザスタウンの検問を突破し、不法に侵入した者がいた。それはジーザスタウンの犯罪鎮圧用ロボットとして作られたものの自我が発生した為、廃棄が決定したものの、数人の科学者によって盗み出され、行方不明になっていた、黒きボディーの超強力戦闘ロボットだった・・・。 クライマックスシーンにて、現在のジーザスタウンの秩序を守る公安指揮官ロボット・ミカエルとの戦いの際に「オマエが正義なら・・・オレは悪だ」という、ハカイダーのセリフがあるのですが、ハカイダーを主役にするにしても、正義の味方にしてしまっては意味がありません。 しかし、完全な悪にしてしまうわけにはいかない。 そんな中でのこのセリフ。非情に上手いな、と思いましたね。この映画はいわゆる勧善懲悪のヒーローものではなく、まさに混沌とした価値観やそれぞれの立場が交錯し、起こったしまった、ある意味”戦争”に近い物語です。このような作風、そして今っぽく言うと”S.I.C.”風なデザインはファンのみならずとも、充分大人の鑑賞に堪えうる作品となっています。 ミカエルの変貌した姿にはニヤリとさせられますしね。 キャストには宝生舞やロックボーカリストの本田恭章(芝居は・・・だったけど)、主題歌プロデュースはaccessのメンバーでTM REVOLUTIONのプロ―デューサーの浅倉大介など、結構著名な方が参加。 後半戦闘シーンにてミニチュアを使ったストップモーション撮影が行われているのは時代を感じますが、この辺りをCGでリメイクして、特別編希望!という、妄想を抱いてしまう方、今はコンプリートDVDをチェックしてみては? ※掲載している商品は当日店頭でも販売いたしますので売り切れる場合もございます。 ご了承ください。
(担当 オダ)
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