まんだらけ名古屋店 6F ゼネプロ「変身ベルト」にガレキ黎明期の熱さをみる！

かつてゼネプロの三枝氏は、スチールのOシグナルの大きさから全体の大きさを割り出し、ライダーマスクの原型を作ったそうです。
現在のように資料やデータが氾濫している時代ならともかく「宇宙船」しかマニア誌が存在せず研究も全くされていなかった80年代。
三枝氏とゼネプロスタッフの苦労は想像に余りある物が有ります。
そして「マスク」とくれば「変身ベルト」。
おそらくマスクの時の縮尺データからタイフーンのサイズなどを割り出したのでしょう。しかし厚みは!?ベルトのまちは!?
現在の視点で見れば「ここ、間違ってる！」なんて気楽な指摘も出来ましょうが、全てを一から作り出した三枝氏達の苦労を考えた時、「正確さ」より遥かに大切な「物作りへの情熱」が痛いほど伝わってくるのです。
80年代前半。玩具屋には「ウルトラマン」も「仮面ライダー」も売っていない空白の期間が確かにありました。
しかしそこで「何も無いなら俺たちが作ったるわい!」と奮起したガレキ黎明期の先達たち。
「ゼネプロ・ライダーベルト」を見るたびにそんな熱い時代に思いを馳せてしまうのは年寄りのノスタルジーでしょうか・・・!?

ゼネラル・プロダクツ「仮面ライダー変身ベルト」・・・\21,000
（箱イタミ・少）

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（担当佐光）