まんだらけ中野店 2F 活動写真館戦争映画特集・其の一人間の條件

活動写真館ショーケースにて、8月15日終戦記念日に戦争映画を特集します。
パンフレットを中心にプレス、スタジオメール等販売します。お楽しみに!
今回は"其の一”「人間の条件」パンフレットの紹介です。

「人間の條件 (1・2部) 小型パンフレット」
「人間の條件 (3・4部) 小型パンフレット前売り券半券付」
「人間の條件 (総集編) 全作一挙上映時のパンフレット」

「人間の條件」は1959年～1961年にかけて製作された、全6部・計10時間近い超大作。
公開時は1・2部、3・4部、5・6部と3回に分けて上映。さらにオールナイトで全作一挙上映も話題になりました。

日本の戦争加害者としての部分を描いた初の日本映画でもあり、日本人が満州において行った中国人への強制労働や、軍隊での初年兵イジメ等、戦争の負の部分がこれでもかと展開される中、主人公の梶 (仲代達矢) は人間としての良心を持ち続けようと苦悩します。
なんともヘビーな映画ですが、日本人として生まれたからには一度は観ておきたい戦争映画の名作です。

個人的な思い出は、子供時分テレビで一挙放送され、たまたま第4部のクライマックスを見てしまいトラウマになったことです。 (ソ連が満州に進行、戦闘中、濠に隠れていた日本兵が、恐怖の余り気がふれるシーン) とにかく衝撃的な映画でした。

(担当足立)