まんだらけコンプレックス 7F マルサン・ブルマァク・バンダイ・B－CLUB 脳波怪獣ギャンゴ

ウルトラマン第11話「宇宙から来た暴れん坊」に登場した脳波怪獣ギャンゴ。
使用されたそのスーツはべムラーから改造され腕や尻尾の部分が改修されており腹部にトーテムポール状の模様が入りかなり印象が異なります。
べムラーのスーツデザインは成田亨、造型は高山良策でギャンゴへの改修は高山本人が行っています。
劇中では鬼田のいたずらにより様々な姿を経て怪獣に変身した後に石に戻りウルトラマンの手により宇宙へと返されていきます。鬼田が昏睡状態から回復しなかったら？もしかしたら最強の怪獣の仲間入りをしていたのかも・・・・。
そんなギャンゴのソフビを年代別に・・・・。

マルサンスタンダードサイズ脳波怪獣ギャンゴ 1期版（現在参考展示中）
柿色の成型色にメタリックブルーのスプレー。本来金型にあった尻尾は発売前に改修されたとか。全身のスプレーワークが素晴らしい一品。

ブルマァクスタンダードサイズ脳波怪獣ギャンゴ状態：並品。
オレンジ成型色に銀と緑のスプレーが薄く入ったタイプ。カラーバリエーションも含めてよく見かけるものの何故かこのギャンゴも記名されたものが多い・・・・。
ちなみにブルマァク版も尻尾は改修・省略されています。

バンダイスタンダードサイズ脳波怪獣ギャンゴ生誕25周年記念タグ版
こちらは1991年のバンダイ製復刻版。1990年に復刻されたバージョンから尻尾が復活しているのがポイント。劇中のスーツも尻尾は無いので造型的には正解なんでしょうが、ある意味商品的にはこちらがオリジナルなのかもしれません。
オレンジ色の成型色にたっぷりの銀スプレー。状態：並品。タグあり。

B-CLUB（バンダイ）スタンダードサイズ脳波怪獣ギャンゴ状態：並品。
刻版ブルマァクブランドから登場したギャンゴ。成型色は緑でメタリックブルーのスプレーがそれまでのオレンジ成型色とは印象が異なります。鮮やか!!尻尾あり。
この後に茶色成型色にメタリックブルーが入ったマルサン1期版を思わせるカラーバリエーションが販売されています。

このほか、やまなや・怪獣郷のギャンゴは寸胴ででっぷりした造型がカワイイ仕上がり
でありM1号のべムラーはスーツ改造のビフォー/アフターを思わせるギャンゴテイストの造型となっておりこちらも興味深い造型となっています。（それはまた次回に！）

(担当鈴木)