まんだらけ中野店 4F 記ナードコア俺が掟だ

時は遡り、まだ自分の顔が汚れていないマッサラだった頃、友人の勧めで読んだDOLLなる雑誌に、僕の心はドアーズの1枚目の曲名よろしく火をつけられたわけで。

そんなDOLLなる雑誌で必ず毎号チェックしてた内の一つが、巻末のPUNK/HARDCOREの盤レビュー。
そしてそこに行川さんのレビューも掲載されていました。当時行川さんの盤紹介はかなり参考にさしていただき(あと別宮さん)、自分をハードコアというものに染めさせてくれた一人でもあります。

パンク・ロック/ハードコア史
行川和彦
リットーミュージック/2007年発行

最近はPUNKやハードコアという言葉自体が今や陳腐なものになってしまいましたね。数年前からですが、DISCHARGEや、DOOMのパッチでさえ古着屋で見かけるし、鋲ベルトをつけてるおっされな若者率もかなり多くなってますしね。

けっこう前ですが、前はCRASSのあのマークで、後ろがCONFLICTのマーク(Hanatarash的マーク)というTシャツを着たギャルを渋谷で見かけました。めっさラメラメしてましたが、あれは、、、、、。

最近ハードコアのロゴだけパクってそこにわけわわからん文字入れたり、そのブランドの名前入れたりしてる服などよく見ますが、普通にそのもともとのバンドのTシャツ着ればいいんでないでしょうか? 愛があればまた別ですけど、、、。

って、こんな事言ってると、東京若手クラストシーンの(通称)社長に「別にいくね?」って上から目線でいわれそうなんで、今のは聞かなかったことのに。
では、本の内容紹介に移りますね。

本作は、ディスクレビューというより、タイトルまんまの歴史についての本。ページ数はなんと347ページ。
中学校の先生これ、音楽の授業にどうですか?

rock magazine 3号
1982年6月号

その人それぞれで押しのポイント違うかと思いますが、個人的には「Cavaret Voltaire」のインタビュー。 82年時のインタビュー(ワトソンは脱退)となれば、テクノっこ(死語?)必読では??

テクノのススメ
佐久間英夫
ブルース・インターアクションズ/1999年発行

ディスクレビューとそのジャンルの解説本。テクノのススメとありますが、内容はテクノだけではありません。

Throbbing Gristle,COIL,Chris and Cosey,CV,SPK,TEST DEPAERTMENT,WHITEHOUSE,Nocturnal Emissions, MB,Hard Attack,Atari Teenage Riotって、書ききれない。

上記に示したとおり、テクノ以外も、インダストリアルノイズ、ガバ等載ってます。