まんだらけうめだ店 2F 男性向同人誌コーナー今は亡きフラミンゴの重鎮作家、しのざき嶺の同人です

長期間に渡ってアブノーマル路線をひた走り、幾多の個性派作家を生み出してきた成年マンガ雑誌フラミンゴ。版形が変わったり、休刊して別の名前になったりしながらしぶとく続いてきましたが、先日ついに無期限休刊（＝廃刊？）となりました。中綴じ時代から読んでいた私のようなオールドユーザーには感慨深いものがあります。さて、今回紹介するのはフラミンゴを代表していたベテラン作家しのざき嶺氏の同人誌。この方は書店卸しせず部数も少ないので、ファンの方でも同人活動をしている事はあまり知らないのではないでしょうか（ゲストではちらほら見かけますが）。年代順に「SOS」（みりん発行・05年冬）「R」（みりん発行・95年夏）「JUGGS」（白色彗星帝国発行・89年冬）となっています。表紙を並べるだけでも、絵柄の変遷が見られて面白いです。商業誌の絵柄と見比べてみるのも面白いのではないでしょうか。もちろん内容はフタありスカありで、いつものしのざき節全開です。特に一番古い「JUGGS」は、当時の商業誌がおとなしかった反動か、内容が三誌の中で一番濃いです。万人向けではない作家ですが、コアなファンの方や表紙だけで惹かれるものを感じた方、ぜひうめだ店へ。

※掲載商品は売り切れる場合がございますのでご了承下さい。

（担当豊川）