まんだらけ名古屋店 6F 手に取らないとわからない!?「ポピニカ・クルーザー」の奥深さ！

そもそも企画書に「レーサーを思わせるバイク（一種の未来車）」と明記されている仮面ライダーのバイク。
現場処理による「改造サイクロン」より、オフローダーが前提になるものの、「フルカウルオフローダー」という力技新機軸で最低限「らしさ」はキープされていました。
少なくとも「ハリケーン」までは・・・・。
しかし「クルーザー」。
異形です。
深海用改造人間だからスクリュウを付け、新機軸として飛行能力を設定したが故プロペラを装備、しかし「ライダー」が為に「バイク」という大枠は外せない・・・。
結果としてさながら「十徳ナイフ」や「ラテカセ」のような異形な代物が出来上がってしまったのです。
幸か不幸か、後継車たる「ジャングラー」が、常軌を逸したインパクトを持っていたため、その陰に隠れてはいますが、バイクとしての完成度はお世辞にも高いとは言えないでしょう。
しかし「トイ」となると話は別！
歴代マシンとは明らかに異なるシルエットやプロペラといったわかりやすい可動ギミックなど「遊べるオモチャ」に仕上がっています！
「玩具としてのデザイン」か「劇中車としてのデザイン」か。
手にとって見ないとわからない、クルーザーの奥深さをお確かめください。

（担当佐光）