まんだらけ名古屋店未知数の新人より確実なベテラン!?任天堂「キャプテンウルトラコースター」！

60年代を一瞬だけ席巻し、教育機関の指導であ!という間に淘汰されてしまった(といわれている)「スロットレーシング」。
マルサン倒産の原因にもなったこのジャンルは、その後家庭用のコースセットとしてスケールダウンする形で現在も細々と生き残っています。
さて。
そのスロットレーシングの直後に玩具界を席巻したのがご存知「怪獣」です。
そして「怪獣」といえば「ソフビ」。
しかしソフビの陰に隠れて必ずラインナップされていたのが「コースター物」と呼ばれる(!?）商品郡。
いわゆる複数のキャラクターフィギュアの間に複線のコースを通し、簡単なコマを走らせる商品です。
さぁ、ここまで書けば説明不要！
何の事はない，「簡易スロットレーシング」そのものなんですねえ。
おそらく複数企業が参入したが為の版権住み分け商法なのでしょうが業界自体がまだまだ「ソフビ怪獣」に対して懐疑的だった、という一面も垣間見えます。
なにせ「ヒット商品」いえソフビはまだまだマルサンだけのローカルジャンルだった時代。
そんな危険なものより、確実にヒットが狙える過去の実績に頼るのは企業として当然の選択でしょう。
古き皮袋に新しい葡萄酒。
玩具の歴史の断片が伺える、嬉しい一品です。

「任天堂キャプテンウルトラコースター」・・・\63,000

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（担当佐光）