虚空蔵55さま みわさま
こんばんは。
丁寧な回答を頂き、ありがとうございました。
しばし、返答が頂けなかったので、また負担になる質問をしてしまったのだろうか…と、懸念しておりました。
回答の中で、興味を持ったのは
>「多様性社会への移行」ということですが、本来逆でして、男女の区別という>ものがない、シンプルな在り様がそもそもの人間の生き方にあります。
>母性や父性という上位の形質は残ることもありますが、「性」という縛りに囚>われない、自由な生き方は存在します。
これは「両性具有」という言葉で言い表せる、在りようなのでしょうか?
人が進化し、上位に存在する神々クラスになるとそのような在りようになると昔、聞いたことがあります。虚空蔵55さまがおっしゃるように、母性や父性という形質は残っても、男女の区別がない…私は、そういう在りよう、そういう世界に、どこか憧れます。
もうひとつ、回答を頂き、非常に考えさせられたのは…
本来「多様性社会の逆」となっていくというのが、進化の在りようということでした。ということは、現状、男女の区別や差別、人種の区別はあって当たりまえの地球、更にLGBT、自閉症、アスペルガー、貧富の差、好む生き方の選択においても、昔と、はるかに異なる、多様化していく社会への移行は、こういった視点だけを見ても、進化への厳しい学びを孕むことになるのではないか…と。
人類の歴史上、明らかに自分とは違う人々に、違和感や嫌悪感、優劣感を抱き、差別し比較し、いがみ合い、争い、奪い、殺戮し、認めようとしなかった、人間のエゴとカルマの浄化昇華が、これからの多様性社会においては、これまで以上に、痛みを伴う出来事や事件、事故、犯罪として現れることも大いに考え得る…。人々は事象の理不尽さ、痛みを通じて気づき、おっしゃるようなシンプルな在りように進化するまで、不都合な世界は繰り返されるのだろうか?それを超えた先でないと、ユートピアの地球、新しい時代は立ち現われてこないのか?と考えると、何と果てしない…。
これから先は、虚空蔵55さまがおっしゃるように
>この世の固定観念、価値観、文化の違いなど人間世界の都合によるもので作り>出された観念でしかないものに、どう囚われないでいられるか、そういうこと>が求められていきます…という認識をしかと持たないと、これまで以上に魂の進化成長が促される「お試し社会」となっていくような気がしています。
私は、早いうちから、世の中の観念や価値観にとらわれずに、生きて来れたように思います。そう在れたのは、ありがたいことにOS先生から言われた言葉が、だいぶ、機能していたからでした。
これまでの世間一般から見ると、相当変で、極端とも思えることばかりでしたが、
これが定着すると、むしろ楽で、人との比較も優劣も、観念も常識も、流行にも、自分のやるべきこと以外の余計なことには、ほぼ振り回されずに済んでいます。
まず、言われたことは、「人に、興味を持つな」「社会の中のものに興味を持つな」「価値観も文明も全て消えていくのだから、それに興味を持つのではなく、自然環境と自分だけを良く観察して生きること」
そして、それが出来たなら、次に大事なことは
「普段は、人のことなど忘れていても、目の前に人が現れて、助けて欲しいと言われたら、その時は、相手に興味を持ち、自分ができることは全力でやる、出来ないことは引き受けない、それが、人の在りようとして大事」ということでした。
この在りようが、私の一部を形成しているのですが、実は、今回、LGBT特にトランジェスターのことを伺ったのは、私がこの方たちを特別視している訳ではなく、トランジェスターの方が目の前に現れて、私に依頼したことからでした。
私の協会では、太古の運命学の奥義と言われる高度なデータを、過渡期の今様に編纂し、因果律からなる先天的な運命プログラムとして、まずは自分自身の傾向を知って頂くことから、運命のレベルアップは始まると言ってコンテンツとして提供しています。しかし、これは生まれた時間と場所が分からないと制作できないものなのです。
私に依頼して来たトランジェスターの方は、生まれた時間が一切、分からない方でした。しかし、どうしても、自分がなぜ、こういう境遇で生まれたのか?これからの展望のこと、自分の運命プログラムを知りたいと言われていました。更にそれを学びたいとも。それほど求められているのであれば、お受けしますとなりました。
生れた時間と場所が分かる方の場合は、すぐにデータがでますが、分からない場合は、1日12パターン出る、別人格の運命傾向を全部出して、割り出していくということをします。数多くの質問と長い時間を取り、割り出すのです。もちろん、確率は8割の時もあると伝えていて、それでも良いなら、引き受けますという前提です。
過去にご縁したトランジェスターやゲイ、レズビアンの方は、生まれた時間と場所が分かっていた方ばかりなので、問題はなかったのですが、生まれた時間が分からないトランジェスターの方ははじめてで、かつ、割り出しにおいては、圧倒的に症例数が少ない、背景を持つ方でしたから、判断の尺度が乏しかったのです。
こういう方々には、何らかの共通する形質があるのか、無いのか?性的マイノリティという在りようで、今回生きるということは、単にカルマなのだろうか、また、違う、学びの為の在りようなのか?総じて、環境は過酷な経緯を踏むことが多いだろうから、はなからエネルギー量は多いのか、どうなのか?こういったことも割り出す上でのポイントでした。
宇宙全史を調べても書かれてなかった内容なので、他の文献を調べると、過去世に女ばかりずっとやっていると今世男でも、在りようと性が不一致するとか、逆も又然り…などと書かれてあるものもあったりで…これは、いくら、私が、調べても分かるものではないと思い、判断の精度を上げるには、やはり、宇宙全史に投稿して、学ばせて頂くしかないな…と思い至ったのです。
人ひとりの人生に関わることですから、中途半端なことは当然ですができません。常に私の運命や人生を観る力量と人生に対する視野と位置を上げ、その方の人生が、ここから良くなるようなご縁にする、そこにおいては、当たり前ですが、全身全霊です。判断するにおいて、分からないことは、分からないままにしない…その意図から、質問させて頂きました。
結局、そのセッションの日時までに、回答は頂けずじまいでしたので、ひたすら相手のエネルギーを観ながら、情報ではなく、感覚で判断していくしかなかったのですが、さして難航するでもなくスルッと完了し、その方ご自身でも納得でき、未来を見据えられるプログラムを割り出すことができたので、落着しました。
>そういう方からご相談がくれば、その時にお答えします(答えられる時期でしたらですが)。
もしかしたら、ここを見ているかもしれないので、ご相談があるかもしれません。その時は、よろしくお願い致します。
今回、質問させて頂いたことで、思いもよらず、多様性社会における考察が、私の安易な認識よりも深まることができたので、大変勉強になりました。
ありがとうございました。
世界人類が平和で在りますように…
日本が平和でありますように
私達の天命が全うされますように…
五井先生、月読之大神さま、虚空蔵55さま、みわさま
いつも、ありがとうございます。
2019・4・20
RIE様
「これは「両性具有」という言葉で言い表せる、在りようなのでしょうか?」
●形的にはそういう形もありますが、本来はもっと形而上的な意味でのお話しです。
そもそも両性具有という素晴らしい形質を持っていても、現状では自らも周囲もそれを育み、洗練させる生き方を選択することはほぼ出来ないでしょう。
あなたが受け持たれているトランジェッターの方のことですが、その方のことは既に書きました通りです。
質問があれば上に伺いますが、現在はまず降りて来ません。
そういう時代ではなくなったようです。
多くの学びが既に宇宙全史には蓄積されています。
真剣に読み解けば解明は出来るはずですが…
あなたはいみじくもご自分で仰っていますが、
OS先生が仰った言葉
「人に、興味を持つな」
「社会の中のものに興味を持つな」
「価値観も文明も全て消えていくのだから、それに興味を持つのではなく、自然環境と自分だけを良く観察して生きること」
「普段は、人のことなど忘れていても、目の前に人が現れて、助けて欲しいと言われたら、その時は、相手に興味を持ち、自分ができることは全力でやる、出来ないことは引き受けない、それが、人の在りようとして大事」
この言葉通りに生きておられるのでしょうか。
確かにトランジェッターの方はあなたの前に現れましたが、それはあなたが招いたからではないでしょうか。
あなたが自ら招いたものを処理できずに宇宙全史にまわして来るのは筋が違います。
もちろん宇宙全史の講師ですから、分からない部分にはお答えしますが、宇宙全史のワークを本当に理解しているかどうかもう一度自らの胸に問うてみて下さい。
OS先生はとても立派な方で、その言葉には大きな力がこめられています。
しかしその言葉を素通りしていたのでは、得るべきことも得られぬまま無駄に時が過ぎていくばかりです。
かつてアマーリエさんという方が「レムリア・ルネッサンス」という会を主宰されていました。
ある程度力のある方でしたが、どうしても地上の枷が外れずエル派の生贄になった方です(正確にはエル派の軍神のミカエルがやっています)。
根源は陰始ですが、それに操られているエル派閥の傀儡となるかどうかは「地上の枷」が外せるかどうかです。
もし宇宙全史が難しければ、OS先生の言葉に忠実に従うのもいいでしょう。
それほど精神世界でまっとうな道を行くのは難しいのです。
ましてや人の上に立ち、導く立場の人は決して地上に足を取られてはいけないのです(足を着けるのは必要ですが)。
人間や生命の進化の行く末は、すべからくエントロピーという概念で表現できるのですが、ここでは書ききれません。
確か「質疑応答」11のスーザンさんのところで少しお答えしておいたかも知れません。
もうすぐ発売しますので、読んでみて下さい。
虚空蔵55