まんだらけコラボワンダ第7弾
ワンダフレンド「パープル・オリオン」を
大まん祭会場にて販売します!
価格:5,000円+税
限定100体。
お1人様2点まで。
販売日:2020/08/16(日)
場所:中野サンプラザ14F
14Fにて消毒、検温、事前受付の本人確認または当日受付をお願い致します。
11:00より14Fにて、11:00より整理券を配布、11:15頃より列形成を行います。
列形成後、スタッフが13Fまで順番にご案内致します。
まんだらけ中野店 ドール事業部 大内
03-3228-0007
doll@mandarake.co.jp
夏の夜空に瞬く星々。
そのはるか遠くに広がる銀河の中、アメジストのように紫の光り輝く尾をなびかせ駆け抜ける流星がありました。
流星は広い宇宙を旅しながら、時に近づいた星々から旅人を招き入れることもあり、新しい出会いと発見を与えてくれます。
そんな流星が数年前にワンダフレンドたちが暮らしている惑星トレーベルのそばをかすめていった時のお話です。
その夜、誰一人こないような、村から離れた岩石地帯で鉱石の研究をしている二人のワンダフレンドがいました。
彼らが作業をしていると、突然目の前に流星に住んでいるオリオン人がやってきました。
「ヤア。コンチニハ?ワアタシハ、イマ、コノソラヲ、キラメキ、カケヌケテイルホォシノオリオンデス。」
「アナタガモッテイルソノイシ!、ワタシ、サガシテイマシタ。」
体から光りを放ちながら降り立ったオリオン人を前にした二人のワンダフレンドはびっくりしましたが、奇妙な言葉で話かけてきた彼らを見て怖くはないと思い、少し安心しました。
「こんにちは。この鉱石は光を当てると青く光ったり、紫色に光るとても不思議な鉱石です。
私たちの村では、この鉱石は不思議な力を使うことができると言われています。
本当かどうかわからないけれど、私が持っている分からならどうぞ……。」
怖くはないと思いながらも緊張で表情が固くなりながら伝えました。
オリオン人はそれを聞くと笑顔でうなずき、手のひらにその鉱石を分けてもらいました。
そして手の中で渦を巻くようにくるくる回し、細かく砕いてキラキラ光る小さな星のようにすると二人のワンダフレンドに大きく吹きかけました。
キラキラ光る細かい鉱石は二人の周りで渦を描き、体にまとわりついていきました。
そうして、キラキラがなくなると 、二人のワンダフレンドたちの体は、今宇宙を駆け抜けている流星の光が混ざり合ったような不思議な色に変わっていました。
「私の声が聞こえるかい?」
オリオン人の声がおかしな言葉ではなく普通に聞こえます。
「うんうん。うまくいったようだね。
君たちはこの特別な鉱石を拾っていたから、ちょっとしたサプライズをしたんだよ。
さっきの鉱石はとても古い昔に私たちがこのあたりを通り過ぎたときに落ちた流星のかけらなんだよ。
姿が少しキラキラになったのはそのかけらのおかげさ。
すこしオリオン人の力が溶け込んだと言えばいいかな。」
何が何だかわからないという顔をしている二人の肩をポンとたたきオリオン人は話を続けました。
「君たちに星の名前を授けよう。 紫のキラキラ光る君はパープル オリオン。 青くきらきら光る君はブルーオリオン。新しい星の子の誕生だよ。」
そう言い終えるとオリオン人は流星の後を追うように小さな光の帯となって空高く駆け上がっていきました。
あれから数年が経ち、パープル オリオンとブルー オリオンはオリオン人から授かった不思議な力を使って、宇宙由来の鉱石研究家として活動しています。