第五弾
ゾンビ化する人々
人類には4つの種族がいる
著者:EO / 出版社:まんだらけ出版 /
定価:4,500円+税 / 装幀 : 並製/ 294頁
限定500部
2025年5月27日発売
本書『ゾンビ化した人々』は、あなたの周りに潜む
「ゾンビ族」を
含む人々を4つのタイプに分類し、
その識別法と対策を提供します。
ゾンビとは、無自覚な言動をする人々を指し、
彼らの存在が多くの
人に迷惑を
かけていることをテーマにしています。
EOは、インターネットの掲示板での対話を通じて、
この新しい人間分類法を構築しました。
本書では、ゾンビ族のほかに、
創造的な活動を行う「グー族」
鋭い観察力を持つ「パー族」、
刺激を与える「チー族」
の4つのタイプを紹介。
各タイプの特徴を理解することで、恋人や家族、
同僚の行動を見直し、
より良い人間関係を築く
手助けとなるでしょう。
『EOの語る、禁断の領域』
EO著『ゾンビ化する人々──人類には4つの種族がいる──』は、もはや単なる精神世界の書ではありません。
それは、眠り込んだ人類と、目覚めつつある者たちとの深い断絶と構造を赤裸々に描いた、「生命の教則本」とも呼ぶべき一冊です。
EOはこう言います。「目覚めること≠幸せ」。
「正気に戻ったら痛みだって感じます
ちょうど麻酔が切れたり、アルコールが切れるのと同じです
麻酔が切れたこと自体が、別に、幸せなんじゃありません。
むしろ麻酔に甘えていられないので、目覚めている人達は、
それまでよりも、もっと苦しいことのほうが大きくなるでしょうね。」
目覚めるということは、他人にも宗教にも、慰めにも依存できなくなること。
誰にも助けられず、のっぴきならない苦境が次々と襲いかかるなかで、試行錯誤の末にようやく「ぷっつん」して、自らの軸を持ち始める
──それが目覚めた人のリアルなのだと。
宗教者や文学、カリスマ的な指導者に安易に救いを求めることは、目覚めのチャンスを逆に潰してしまう。
EOは、それらの“染まり”をあらかじめ否定し、孤独の中にしか真の軸は生まれないと断言します。
本書ではまた、子が眠っていく原因にも深く切り込みます。
親への従属、恐怖、過剰な尊敬。
自己決断の場面で、無意識に親の判断に従ってしまう構造が、子どもを無力な“ゾンビ”へと変えていく…
真に覚醒している人とは、「これじゃない、何か違う」と違和を直感し続ける人。
他者や異性の中にさえ答えを求めず、何にも感染しない、孤立無援の恐るべき状態。
そのとき、本人さえ気づかぬまま、内なる軸が芽生え始めるのです。
EOのメッセージは過激ですが、極めて実践的です。
「一人になれ。心の中で、あらゆるガラクタの言葉や記憶から離れる時間を持て」と語るEOは、
独りの時間を持つことと感情を“制圧”せず見つめることの大切さを説きます。
さらに、本書では「主体性とはどこから生まれるか」「助けないことの本当の意味」「多数決がなぜ嘘を生むか」「薬物やアルコール常用の本質的な危険」「罪悪感がなぜ保身にすり替わるのか」などをはじめ、現代社会のあらゆる構造への鋭い洞察が展開されます。
EOが解き明かすのは、3000年にわたって続いてきた“甘えの構造”を断ち切る方法。
そして「独りであること」こそが、最終的に“全体への鍵”になるという生命の不思議です。
『ゾンビ化する人々』は、単なる警告や批判ではなく、これからの終末時代において生き延びるための思想のサバイバル・マニュアル。
自覚的な苦しみによって“本当の目”を開こうとする者にだけ届く、選ばれた書です。
◆ 目 次 ◆
- 目が覚めている人と眠ったままの人々
- 起きている人と眠ったままの人との断絶
- ゾンビという命名の由来
- 「パー」と「グー」と「チー」
- 精神を加熱する「パー」の人達
- 薬物やアルコールの常用者はゾンビ化する
- パー(○_○)の人との対話
- 無自己の探究をしたある女性の話
- 正常なグーの人とゾンビの違いについて
- パーから「チーの世界」へと通じる境界線の恐怖について
- ゾンビ型の人間とはどういう者か?
- 相手や自分がどの種族であるかは、他人と付き合うときに重要になる
- 正常なグーの人にも危害を加える、ゾンビたちの手口のいろいろ
- ゾンビの手口と戦ってきたパー種とグー種との違い
- パーの人によくある自我の落下体験
- 「チー」という特殊な種族について
- (○_○)(-_-)( _ )についての要点中の要点
- チー族の人との対話
- 人類には4つの種族がいる
- グーの人達について
- 会話を異常な状態にしてしまうゾンビたちの特徴
- お互いに理解すべきだという言葉を誤解していませんか?
- それって、お前の事だろ?
- アンケートしてみた「ゾンビの特徴」
- ゾンビと言い合いになった時に気をつけるべきこと
- パーの人の特徴について
- それぞれの種族の今後のスタンス
- 「戦うこと」の効能について
- 天体に喩えられる2つの種族
既刊一覧
以下続刊予定
A5版/ソフトカバー
2019年5月より随時刊行予定
廃墟のブッダたち 銀河の果ての原始経典 既刊
本体価格2500円
本書はかつて誰も語らなかった地球人類の歴史、宇宙史全体の内幕を解説する。
ただし、これはSFではない。
全宇宙を管理する統率システムがファシズムのごときものであり、全生命体は宇宙の単なる実験生物、家畜、穀物であるというこの事実の中で、我々がどう生きて死ねるのかを真剣に問う。カルトが蒼ざめたEOの初期法話集。
続/廃墟のブッダたち 輪廻なき絶対無への帰還
我々のあらゆる希望が死滅する時、その時にのみ人類は『正気』に戻る事が可能になる。
「人は夢と希望によって生きるのだ」などというチンプな人生論を徹底的に叩きつぶしながら展開する、前代未聞の『死の美学』と『無力の哲学』。前著の補足として編集された貴重な質疑応答集。
地球が消える時の座禅 真夜中の禅寺
真の大悟者とは人類のエリート的頂点にいるような覚醒者のことではなく、良寛や寒山のごとく、無知と大愚を深く愛する者のことである。
人間が人間であることなどを、すっからかんに忘れ去ってこそ、本当の原始仏教、TAOイズムと禅の法脈は、再びその「神秘の息」を吹き返すのである。
ひきつりながら読む精神世界 間抜けな宇宙の支配者たち 既刊
本体価格2500円
白熱する人類と神との壮絶な問答。白熱する猿と賢者「荘子」との問答。
心霊、オカルト、宗教、セラピー、瞑想、チャネリング、UFO問題の何もかもを網羅したと自負する者が、本書によって受けたショックと刺激は計り知れない。
人々が漠然と教え込まれた宗教の主張する神の矛盾、精神世界の矛盾、そして宇宙全体の存在理由について深く考えさせてくれる貴重なエッセイである。
廃墟のブッダたち/外伝 狂気の法脈
『廃墟のブッダたち/続---廃墟のブッダたち』、『地球が消える時の座禅』『ひきつりながら読む精神世界』には編集されなかった、いわばEOの「場外乱闘問答集」。
前半で繰り広げられるおなじみの毒舌と精神世間への批判もさることながら、後半の禅の説法における『悟後の修行』としての愛の定義には多くの禅師と瞑想者たちが感嘆の息を漏らしたと伝えられている。また本書は行法についてとりわけ詳しく解説されている。
小さなブッダの大きなお世話 続廃墟のブッダたち/外伝
ただ一人の弟子だけに向かってEOが語り続ける、きらめくような法話と雑談集。一人の弟子だけに語ることでのみ生まれる、その凝縮した法の言葉の「結晶」。幸福感や嫌悪感、そして殺意、罪悪感、盲信、偽善などを始めとする人間の性(さが)にEOの洞察が深く切り込むとともに真の悟り、解脱とは何かを明らかにする名作である。EOの青年時代の回想なども、ここで初めて語られる。「死人伝」の一部を再編集
反逆の宇宙 非存在への旅
希望が砕かれた時、そこに無心がある。
仏教徒たちを「宗教オタク」とそしり、輪廻する魂の無駄と進化の絶望を説き、探求の旅の本質を克明に解説する哲学書。上座仏教、和尚のサニヤシン、その他の宗教徒たちへのEOの生前のメッセージが激しい口調と独特の深淵な洞察によって語られて行く。
また世間で横行しているような幻想と欺瞞の「ポジティブ思考」を拒否して、知性的に物事を解析してゆく広大な宇宙論。
なお本書には、EO師が大悟する直前までメモをしていた宇宙に関する「苦悩時期」の貴重な記録が掲載されている。
虚無の微笑 悟った人たちへの伝言
無明庵に門外不出の書として保管されていた、EOの悟った人にあてた珠玉のメッセージ。後半は死人禅実習者による、精神的な格闘と悟りにいたった記録が収録されている。
闇のタオイズム
EOの既刊書8作品から、EOの言葉のみを内容別に厳選したオムニバス・ブック。他、未発表の原稿も約60頁追加され、本格的な行法の実習にはきわめて便利な一冊である。従来のTAOイズムや禅の概念をぶち破るもうひとつの『闇』の悟りの世界。
ゾンビ化する人々25年5月27日発売
「ゾンビ化する人々」、それはあなたのまわりにも沢山いる…。
本書は、「ゾンビ族」をふくめ、人類を4種類に分け、世間にいるその「ゾンビ」の識別法のマニュアルであると同時に「ゾンビ対策マニュアル」にもなっている。無明庵ホームページ「竹の間」に投稿された文章を再編集した、EOによるいまだかつてないタイプ論。
悟りなき悟り
私たちの日常の「現実に対する違和感」といったものから、「悟りに至る接点」を探る本。普通の本では決して語られることのない悟りの複雑な本質や、導師の周囲にいる者が注意すべき点、そして、かつてないシンプルさで「悟りの段階」を「再定義」し直している。個人で瞑想や座禅をしている人は、「必見の書」。
分割自我復元理論 既刊
本体価格2500円
地球史上のある時期を境にして、人間の「自我」というものが分割・希釈されたという理論を元に作られた「自我の復元法」を公開。
精神世界史上、前代未聞の「理論と方法」である。方法と概要も収録。
バナナを創った宇宙人単位分割禁止法 既刊
本体価格2500円
もしも異星人に出会ったらば、たったひとつの頼み事をしようと思っている事がある。それは、「バナナを創った宇宙人に、ぜひ会いたい」。
この地球という惑星に存在する、食物の中でバナナほど見事な作品はない…。
本書では「分割自我復元」、「死後探索」など前著からのテーマを引き継ぎつつ、著者による過去との記憶の断片を交えて軽やかに綴られた貴重な論考集となっている。
廃佛録
EOの遺品から見つかったオリジナル原稿「廃墟のブッダたち」を収録。同名タイトルの単行本とは異なる内容、編集のため、EOの新たな一面が垣間見えるだろう。大悟前の狂気のはらんだ文章から、茶目っ気のある雑話など、若かりしEOのエッセンスが凝縮されている。初単行本化。
著者略歴
無名庵 回小(むみょうあん エオ)
1958年 東京にて製造完了。
14才の時に悟りの一瞥を体験して以来、23才まで各種神秘学、TAOなどに親しむが、特定の宗教や、団体には一切所属せず。
24才より33才まで探求の主軸が超心理学、魔術、幾何学、UFO問題に傾倒する。そして30才のころより偶発的に独自のチャネリングを開始し、銀河系の裏ネタ的情報を得る。
33才、それらへの統括的結論と思索の結果、全生命と存在に絶望する。
1992年2月17日、偶発的に大悟見性。
以後約1年間、瞑想センターのセラピストや瞑想者たちへの一方的文書の郵送が開始される。ほとんどの者たちが黙殺する中、3名の門下が誕生する。
1993年8月より指導と方便が突然に禅に傾倒し禅寺本山、地方禅道場の僧侶、師家への文書郵送が続く。その中より弟子が誕生。
伝統や形式にしがみつく禅そして導師を盲信的に信奉する瞑想センターとの絶え間無い摩擦や反感の中を流れつつ、ひそかに彼の文書は多くの瞑想者や寺の座禅者たちに個人的な手紙や機関誌の形で大切に保管され、仏法、禅、瞑想修行、TAOの裏街道ではカリスマ的存在として認識されている。
1995年、まんだらけ出版より「廃墟のブッダたち」シリーズ5作が発売される。
以後「反逆の宇宙」「小さなブッダの大きなお世話」「虚無宇宙からの伝言」が自主出版される。
その生涯に渡り、団体化、組織化、通俗的な師弟関係を完全に拒否し続ける
2017年2月入滅。
※編集部より
生前はEO師の意図で鈴木崩残と名乗っておりましたが、EOと鈴木崩残は同一人物です。
EO師の死後、許可を得ましたため、本シリーズは、著者名をEOと統一しております。