間が空いてしまい、すみません…!

入稿、終わりました〜!

10/2にまんだらけ各店を含む全国の書店で一斉発売となります。
まんだらけ通販ではすでに予約受付中です。
amazonさんの予約も近日中に開始されるはずです

今回は特別企画が2つあり…

1. 宝井理人さん全員サービス図書カード
2. 宝井理人さん描きおろしペーパー (既刊をまんだらけで購入してくださった方へ)

どちらも公式サイトに説明がありますので (図書カードの方は9/13現在、準備中です) ぜひご覧になって頂ければ嬉しいです

カバーはカズアキさんです。
帯 (薄い青紫色のトレペです) も組み合わせると…写真上のような感じになります。

以前少し話題に出した本文用紙は、結局アドニスラフ70を中心に、最後の方に少しだけ、OPL no.2を使いました。
水谷フーカさんのところです。

カバーの紙はvol.1と同じなのですが (色はスノーホワイトです) 、vol.1でニス引きして使ったところ、どうにもべたべたとしてしまい、表情も潰れてしまったので…
カバーをデザインしてくださったNRS516の吉田さんと相談し、ニス引きもPP加工も無しにしました。
そうすると、紙が傷つきやすく (白く印刷が剥がれてしまう) なるのですが (そして本文のアドニスラフ70もそこそこ焼けやすい紙なのですが) …あまりよい言い方ではありませんが、経年の傷や、焼けって、本の味になって、必ずしも悪くない (むしろ好き) と私は思うのですが…

ピンナップが2枚つきます。
1枚目が帝国少年さんとフー・スウィ・チンさん。
2枚目がヒメミコさんとワダアルコさん。
こちらにはvol.3と同じ紙 (Be-SEVENという紙です) を使用しました。
印刷時に少し暗く沈むので明るめに調整して入稿。
上手くいってるとよいのですが…

本文のカラーはchickenさんとまたよしさん。
chickenさんは前回に引き続き参加。
ありがとうございます。
またよしさんは次回も描いてくださることが決定しており、もうラフを頂いてます。
これが、梅雨の絵ですごく素敵なんです…!
まだお見せできないのが残念です、が…
今回のまたよしさんの絵が、余白を生かした作品だったので、vol.3の紙では白すぎるな…と思い、
本文カラーの紙は、より質感の強いものに変えています

カバーをめくった表紙には、先ほどもご紹介した、デザイナーの吉田さんの素敵な写真が!

他にもいろいろと見どころはあるのですが…ちょっと長くなってきたのでひとまずこれにて。

本文用の紙を決めるべく、王子製紙さんで色々と紙見本を頂いてきました。
こんな素敵な見本帳を無料で頂けるなんて…太っ腹です…! (背幅25mmくらいあります)
コミック用紙として使われているのをよく見かける「アドニスラフ」というシリーズ (見本帳にも載ってます) の中でも、「アドニスラフ70」が、ざらざらしていて鉛筆原稿とも相性良く、好きなのですが、「OPL no.2」も少し気になっており (こちらは見本帳には載っていません) 、印刷見本をいただいてきました。
青いグレーの紙で、ちょっと全体に使うには勇気が必要ですが…アドニスラフ70とはかなり雰囲気が変わるので、併用して効果的に使えたらともやもやしています。
2色印刷にもよさそうです

カラーの紙は「BE-SEVEN」を使用していたのですが、水彩や、塗らずに紙の目を生かす部分が多い作品だと白い部分が白すぎてしまい、もう少し色やテクスチャが欲しいなと思っているところです。
「わたがみ」や「ハーフエア」を検討していたのですが、表面の繊維が剥がれやすく、ベタ印刷には不向きかも。と、いうことで…今週また王子製紙さんの銀座本社にお邪魔して、お話を伺ってこようかな、、と思っています