まんだらけコンプレック 6F あえて僕なら『女子高生』

『一騎当千』の新シリーズはもう見ましたか？本編もいいけど、あのクールなエンディング構成＆元絵とは違ったキャラデザが光るエンディングアニメーションは何だ?!カッコよすぎて悶える！
そんなあなたはもう梅津の魅力に気づいてしまってますね。
梅津泰臣氏といえば動画やカメラワーク、そしてメカの描きこみに定評が有り、手掛けた作品は『プレゼンス』のようなメカ×シュールみたいなアニメから『MEZZOシリーズ』のようなノリのいいアクションまでその幅は広く。
またゲーム『魂斗羅ザ・ハードコア』やタツノコシリーズのDVDのジャケットとキャラデザ、原画等でも大変活躍されている方です。
僕は『プレゼンス』ではまり、今ではコミケでしし座流星軍のサークルに並ぶに至ります。
タイトルの『女子高生』は、『一騎当千』のことではありません。今尚、というかこれから先も僕の脳裏では鮮明に咲き続けるだろう『女子高生 GIRL'S HIGH』です。
原作は大島永遠さん、アニメ本編の監督はふじもとよしたかさん。
しかしこの作品のエンディングは梅津泰臣氏が監督、作画等を担当してます。
このエンディングを観たとき、改めてその”凄さ”を認識しました。
物凄いリアルで切れのあるパラパラに、ここでキタか!!と驚くようなカメラワーク。
パラパラもキャラごとに振り付けが微妙に異なり、それだけでキャラクターの性格が見事に表現されています。
一時にオープニングやエンディングでキャラが「踊る」ものはいくつかありましたが、この作品のエンディングはその圧倒的な完成度に、エンディングから観始めてもこのアニメの内容が把握出来てしまいます。
ただこの作品は当時メインが地方局のため見てない方もいるのではと思います。
しかし、これは埋もれさすには実に惜しい。観てもらいたい作品です。

(担当あたらし)