朝、起きると全身汗でベッタベタ。 付けたまま寝たはずの扇風機は、静止。 「・・・・・・・・。」 あと五分と思った瞬間、鳴り響く目覚まし時計。 「・・・・・暑っ」 起床。 近頃、こんな感じで一日が始まるこずえ嬢です。 それはさておき。 今回ご紹介する商品はこちら! 集英社 リボンコミックスより 高須賀由枝先生の「グッドモーニング・コール」 田舎の祖父がギックリ腰で入院した為、父が本格的に農業を継ぐことになった主人公・菜緒(中3)。 と言うことで、家族総出で田舎へ引っ越すことになった。 しかし、菜緒は半年後に卒業を控えているので、親の反対を押し切り、こっちで一人暮らしを決める。 ココは、とあるマンション一室。 システムキッチンもついてるし、お風呂は広いし、部屋数も多いし、エアコン完備だし!! そこへ扉が開き、引越し業者かと思ったらそこにいたのは、自分と同じ歳くらいの男の子。 ・・・どっかで見た顔だな。 芸能人? 誰だっけ?? ぼーっと考えていると、突然怒鳴られる。 「・・・・え?」 「だからっ!なんでココにいるのかって聞いてんだよ!!(大激怒)」 「なんでって、今日からココに住む・・・」 「なにいってんだよ!今日からココに住むのは俺!」 彼は、上原久志。どっかで見たと思ったら、同じ学校の、尚且つ女の子にモテモテ、そして、菜緒にとって少し気になる存在。 二人でもめていると、今度は引越し業者が自分の荷物を運びに来た。 ・・・・あれ? 二人分?? 急いで、不動産屋に連絡してみると、 「おかけになった電話番号は現在使われておりません。」 「・・・・・・・・・。」 なんだか、ヤバイ感じがしつつ、直接不動産屋に行くと・・・・ 「都合により閉店させて頂きます」の貼紙。 最後の頼みで、大家さんの所へ。 どうやら手違いで2重契約だったらしい。 「まぁ、うちは月15万の家賃さえ払ってもらえれば・・・・」 「?!15万?!契約では8万って・・・・・」 「今どき、あれだけの物件で8万なんてあるわけないじゃないですか。」 そして、不動産屋は物件をできるだけ安く売って、仲介料だけ貰って逃げたんだそうで。 結局、二人とも行くあてもないので、同居することになった。 同居一日目。 電話が鳴り響く。 上原の部屋から。 しかし、彼は起きず依然としてコール音は鳴ったまま。 いつまでも寝続ける上原に腹を立てた菜緒は部屋に突撃! 直接起こしに行くと、寝ぼけて突然キスされてしまって・・・・?! 出会いが最悪だと、徐々に仲良くなっていく二人を見たとき、なんとも言えない・・・・こう、ほのぼのしてしまうと言うか、わが子を見守る親のような、ほんわかした気持ちにさせてくれます! これは、一読の価値アリ!!
(担当 仲野)
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〒802-0001 福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5 あるあるシティー 4F
TEL 093-512-1777 / e-mail kokura@mandarake.co.jp
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