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2020/01/18掲載

【2月9日はまんがの日】秋田書店少年チャンピオンコミックス手塚治虫ブラック・ジャック 19 初版並上【毎日オークション】

普段はこの状態のものを単体では出さないのですが・・・

ごらんの通りブラックジャックの初版19巻です。真剣にブラックジャックを1冊ずつ集めた経験のある方はご存知だと思いますが、初版の19巻の背ヤケ無しってそこそこ珍しいんですよ。
まずチャンピオンコミックスのブラックジャック初版のポイントは5つ
①　前半巻が出にくいこと
②　5巻に帯がついていること
③　24巻に帯がついていること
④　4巻に「植物人間」が収録されていること(古い時期の再販も収録されてますが)
⑤　19巻が背ヤケしやすいこと

ちなみに20巻も背ヤケのものが多いですが、19巻よりはヤケ無しが出てきます。

19巻が背ヤケしていない前提で、ほか状態にこだわらず出てこない巻数ベスト5は
1位　1巻
2位　2巻
3位　3巻
4位　19巻
5位　5巻
何百冊もとりあつかっている私たちが言うので間違いないです。
あれ？と思った方もいると思いますが、4巻は昔から評価が高く人気もある分出入りは活発なんですよね。

藤子の「愛たずねびと」の二不雄表記とか虫コミのハリマオ3巻が妙に割れやすいとか、ピンク色がヤケやすい本とか、そんな本はたくさんあってなんとなく原因の想像がつくけど、このブラックジャックはよくわからない。ヤケ方もちょっと変わっていて、茶色い小さい粒粒になっていて病気みたいです。セル画で「ビネガーシンドローム」という病気があって、まともなセル画と一緒にしておくと病気が移るということがありますが、このブラックジャックもそうなると面白いですね(会社的には大損害ですが・・)
お客様の話によると暗いところで保管していてもなってしまうという報告がありましたが、この症状が出るのは背表紙だけなので、やっぱり光と空気(湿度)が関係してくるのでしょうか。わかる方いたら教えてください。
ほかのチャンピオンコミックスで発行が近い時期のものも調べまして、病気にかかっている個体もあったので参考画像で載せてますが、ブラックジャックほどは多くない印象です。

再評価したく今回は試験的な価格で毎日オークションとして出品させていただきます。
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小山雄