うめだ店の吉野です。
本日はロリータ漫画の巨匠・中島史雄氏の作品から。
実際の表紙とは異なります。ご了承下さい。
「知世バイブレーション」は集英社のヤングジャンプ系で80年代後半に発表された作品です。
今回タイトルで引用している「けっこう仮面」からは約10年後の作品ということになります。
けっこう仮面の場合は、昔は当たり前のようにあった体罰教師を、倫理的にアウトな必殺技で懲らしめる。
では知世バイブレーションも同じように悪者を成敗する話の流れなのか...否です。
主人公の百瀬知世は、見た目はカワイイお嬢様ですが、中身は早く処女を捨てたくてしょうがない...性欲のかたまりなのであります。
女子校ってみんなこういう話が飛び交っているのでしょうか?
...で、ヤリたいがために思いついたのが、欲望仮面なるものに変装して童貞狩り!!
正体を隠す気はないようです。欲望"仮面"なのに。
痴女という言葉だけでは片付けられない、ハイレベルな発想力と行動力ですが、実は欲望仮面は先に存在していたのです!!
母と娘の童貞争奪戦が始まる!!
その正体は...知世の母親でした。
...血は争えない、ということですね。
その心意気やよし!!
中島史雄氏の画風は、初期の官能・劇画調から、ロリータ・女子高生を柔らかく描くスタイルに変換し、更に大人の女性をも感情の機微や成長の過程を表現していくようになります。
知世バイブレーションはちょうど中間期にあたる作品の内のひとつで、リアル過ぎず・コミカルになり過ぎず、絶妙なサジ加減で発展途上の未成熟な女子高生を色気たっぷりに描いており、一言で言うと...そそる!!
今でいう"アヘ顔"というやつでしょうか。個人的には今風の画よりもリアリズムがあって破壊力を感じます。
オリジナルは集英社から出版されており、後からスコラで発売された再録版は成年マーク付...。
内容を見れば...まあ、納得しますよ。
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中島史雄「知世バイブレーション」
うめだ店 吉野
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