大まん祭なので...直前ですが、イイモノ出します。
作者の樋口氏は小説家として多くの作品を執筆されており、双葉社冒険ゲームブックのシリーズでもゼルダ、ドラクエ等を担当。本書はアメリカが舞台という事もありますが、文体が軽快で、海外文学を読んでいるような気持ちにさせられます。
MOTHERは心に残るゲームとしてファンが多いですが、トラウマゲーとして挙げる方も同じくらい多く、怖いところは本当に怖くて、それが樋口氏の文体にものすごくマッチしていて、バトルシーンの描写など手に汗握ります。怖い!面白い!頁を繰る手が止まらない!!
あとがきに「糸井重里氏に『好きにアレンジしてよい』と言われ楽しんで書いた(意訳)とあるとおり、原作をプレイしていると大小のアレンジの大胆さに驚きますが、基本はもちろん原作に沿っており、なにより物語へのリスペクトをしっかりと感じる仕上がり。アメリカメイン州が舞台なのは好きな作家へのオマージュともあり、海外文学でメイン州といえばキングかな...等想像しつつ読む楽しみもありそう。
ゲームブックとしての作りもものすごくちゃんとしていて、前途の通り原作プレイとはまた違ったドキドキでプレイ出来ると思います!
状態はカバーイタミ・スレ・ヤケ、オビ少ヤブレですが巻末の行動記録紙は未使用。
そして、エニックス文庫ゲームブック「MOTHER2 ギーグの逆襲」ももちろんあります!
こちらは上記「未知からの挑戦」に比べると原作ゲームに忠実な進行。文章も読み易く、ゲームブック初心者や子供でも楽しめそう。挿絵もPOPでかわいいです!
MOTHERシリーズの重要なファクターとして「敵も味方もキャラクターが(基本は)死なない」というのがあり、2はよりそれが強かったように思いますが、本書もそこをしっかり踏襲していて、ゲームブックとしては異例の「ゲームオーバーのない」作り。これ、ファンは笑顔になっちゃうんじゃないでしょうか。
状態はオビ付、並・カバーまわり少イタミ、小口少ヤケ。巻頭ミニポスターの裏に付属の「冒険の書」は未記入です!
どちらも本側メインレジ前のショーケースに出します。
販売は8/16(日)、電話通販受付は同日13時開始。WEB通販は23日(日)21時にアップ予定です。
ご来店お待ちしてます!
札幌店 いわき