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まんだらけPRESENTS「あかまつ」

新世紀のエロ・カルチャーを追求するペーパー・パルチザン・メデイア「あかまつ」 (2001年6月30日創刊・A4変型・300頁予定・予価2000円)の一部内容をお伝えします(一部予定含む)



● 表紙オブジェ ●
松尾多一郎
バーレスク・ドール
(フレンチ・フィフテーズ+フエイク・オリエンタル)

*特集
2001年 秘宝館の旅
(伊勢、鳥羽、アムステルダム、ロンドン)

90年代の半ば頃から、一部で話題になっていた、大人のための遊園地、日本の誇る(?) セックス・テーマパークである「秘宝館」を、知ってますか?
三重県鳥羽市に存在するという「鳥羽SF秘宝館」を追いかけていくうちに、あかまつ編集部は「秘宝館」の奇っ怪な世界にひきずりこまれ、はては「秘宝館」の謎を追求するうち、 地球の裏側のオランダにあるといわれる「セックス・ミュージアム」まで足をはこぶはめに!!
さらに、伊勢市にそびえたち、名物・馬の種付けショウでダミアン・ハースト的アトモスフエアもただよう「元祖国際秘宝館」の3代目館長・小川正二氏へのインタビュー、 日本の秘宝館の8割を企画設計した東京創研社長・川島和人氏インタビュー、「SPA!」誌の「珍日本紀行」で、各地の秘宝館の紹介につとめてきた都築響一氏インタビュー、 加えて、いち早く「秘宝館」の奇妙な魅力を再発見したメデイアレイピスト・宇川直宏氏の特別寄稿。
そして、現在行くことのできる国内の秘宝館全リスト(寸評付き) 、などなど、この特集を読めば、「秘宝館」のすべてがわかるという永久保存決定版。
全国秘宝館のベリーレアな絶景写真の数々も大量収録。
さらに、「あかまつ」創刊特別ふろくとして、 元祖国際秘宝館をはじめ、熱海秘宝館、東北秘宝館などで流れているテーマソングを、 いま注目のDJ・moyunijiumoが、みごとにミックス・アップした8センチCDが、2枚、もれなく付きます (初版のみ・もう一枚は、大人のおもちゃ屋で売られていたエロ・レコードを、再編集したあえぎ声とラウンジミュージックのコンピ。
2枚とも監修は、安田ビル)。
CDを聞きながら、ひととき、「秘宝館」巡りの旅を、お楽しみください。

● カラーグラビア ●
まんだらけコスプレ・ヌード(九州・福岡店の巻)
「コスプレ店員」のなかから、選りすぐりの娘を3人えらび、4月某日深夜、まんだらけ福岡店内をスタジオ代わりにして、コスプレクイーンヌード撮影会を決行しました。 カメラマンは、本誌発行人でもある、まんだらけ社長・古川益三。
福岡の女の子が、あんなにぬぎっぷりがいいなんて思いませんでした。
この企画は、シリーズ化していきます。

● コミック ●
1清水おさむ「紅桜生首地獄変」
現在「アックス」誌や、三一書房の描きおろし時代劇劇画で気を吐く、清水おさむ描く、血みどろ臓物血笑劇画。オールカラーで登場。

2真鍋りんご+CHERRY DYNAMITE「BELINNDA」
「トキオン」や「TOKYO ATOM」で活躍中のコンビが描く、本邦初の女闘美劇画。この体液の描きこみに注目だ!

3福満しげゆき「肉体労働にまつわる夢の話」
「ガロ」でデビューした恐るべき新人の新作。おもしろ度★★★★★

4西ツヨシ「パイパン・ストリート」
ルーズソックスマニア必見。路上派風俗劇画。

5石井 隆「埋葬の海」「蒼い凶器」「暴行の部屋」(出木英紀名義時代の再録)
特別インタビュー・石井隆レトロスペクテイブ
前編・「ヤンコミ」デビュー以前

● イラストレーション ●
1  スケートシング


2  浅野達彦

3  おがわまさひろ(「あかまつ」アートデイレクター)

4  中川道弘



5  池上遼一

● ミュージック ●

スピード・グラム・パンクバンド「シスターポール」インタビュー「女の人になりたかった」
現在、キャプテントリップレコードからリリースされる3RDアルバムを準備中のロックバンド・シスターポールを「あかまつ」は強くプッシュしたい。ボーカルのススムちゃんにデイープにインタビュー。

● 小説 ●
1 戸川昌士「Qさんみたいに」
「おまた! 猟盤日記」(太田出版)が好評の、神戸のくせもの古書店「ちんき堂」主人が、老人の愛と性に鋭く切り込む問題作! 主人公のQさんは、70過ぎの老人で、SM雑誌のコレクター。
わたし(沢田)がQさんに連れられて初めて入った喫茶店に、アケミという名のウエートレスがいた。
アケミは73歳の魅力的なバアさんで、Qさんの愛人だった。
Qさんは実業家だ。神戸の歓楽街に老女専門のピンクサロンを開店する。
アケミは、この店のナンバーワン。
わたしはアケミとのセックスプレイにハマってしまうーー。
筆者待望の処女小説。

2 鈴木漁生「ヒルコの末裔」
「漁生の漫画家残酷物語」「浪漫戦記ーー青春の墓場」(ともに幻堂出版)が好評の「漫画の筆を折った」鈴木漁生氏だが、「あかまつ」のリクエストにこたえて、初めての小説ーーしかも少女霊異小説なるものを、書きおろしてくれた。スラム街を舞台にした、「キャリー」ミーツ「ピンクフラミンゴ」といったおもむきの、昭和30年代プロレタリア・ワールド。平林たい子も堤玲子も、本作の前には影がうすくなる怪作。
とにかくこれだけは読んでほしい。

● 評論 ●
1 米沢嘉博「コマの中の悦楽ーー手塚治虫とエロ・グロ・ナンセンス」
      第一回・本能のままの快楽世界

これまでヒューマニズムの視点からばかり語られてきた手塚治虫だが、その作品を子細にみてみると、エロ・グロ・ナンセンスをふくんでいる作品が、いかに多いことかがわかってくる。
たとえば「鉄腕アトム」のアトムのお尻を見て性に目覚めたり、「ひょうたん駒子」を読んで、オナニーをおぼえたりした人は、実は少なからず存在しているのだ。
彼らは、手塚漫画の底に流れているものを、敏感に感じとりながら、大人に成長してきた。
そんな大人のひとり(?)でもある評論家の米沢嘉博氏が、みずからのライフワーク的なテーマに、ついに着手することになった。
全4回連載の一回目。


2 米沢嘉博「まぼろし挿絵画家を探して
       第一回・畔亭数久のフアンタステイックな世界

昭和29年から31年頃にかけて、大阪の新しい風俗雑誌「奇譚クラブ」誌上に、不思議な明るさをたたえたイラストレーションを発表していた畔亭数久(はんてい・かずひさ)を紹介する。
これはスゴイよ。


3 藤木TDC 日本一下品な雑誌
       『漫画Q』の奇妙な世界

現在、古書業界でジワリジワリと値段があがりつつあるC級実話雑誌『漫画Q』(新樹書房刊)を君は知っているか?
そのオゲレツぶりは、もはやアートだ!!  その全貌に藤木TDCがせまる!!

● 雑誌IN雑誌 ●

松尾多一郎「NIFTY,S SWANP」

「あかまつ」創刊号の表紙オブジェを制作してくれた、元祖マルチクリエーター・ニフテイ松尾がお届けする謎の趣味趣味ページ。
テーマはもちろん変態だ。期待してくれ!!


● 提言企画 ●
起こせ!!パイパンムーヴメント

「パイパンの女性は世界一美しい」が信念のまんだらけ社長こと古川益三が、またまた新企画を捻り出しました。
題して「パイパン・ムーヴメント」(略称PPM)。
村上隆さんのスーパーフラットではありませんが、21世紀は無毛の時代になるというのが、 まんだらけをビッグにすること同様、社会の重要なテーマだそうで、 「ならばオレがやる!!!」と自らゲストを招いて、パイパン・ティーチインを始めました。
第1回ゲストとして、新宿歌舞伎町にある人気性感ヘルス「元祖 パイパン倶楽部」のNo.1超売れっ子の女性・さつきさん(1978東京生 O型)をゲストにおまねきして、 パイパンについてレーザー脱毛や、T字カミソリについてなど、これまで溜まっていた疑問の数々をインタビューさせていただきました。
さつきさんの風俗歴は5月で1年になるそうで、セールスポイントは「ローションいらず」つまり濡れやすいカラダということです。
また、「あそこはピンクだと思いますよ」とのこと。
パイパンにしたら「素股がやりやすくなった」などのマニアックなお話もたくさん聞いてまいりましたよ。
本当にピンクかどうか確かめてみたい人は、下記のお店まで行って確認してください。
また、本企画は5月1日(予定)からはじまる、まんだらけエロチャンネルでも見ることができます。

・氏名:さつき
・生年月日:昭和53年8月16日(22)
・スリーサイズ:T160B95(F)W60H90
・血液型:0型  ・星座:しし座
・出身地:東京都
・趣味:カラオケ ショッピング
・前職:フリーター  ・キャリア:6ヶ月
・チャームポイント:胸  ・性格:明るい
・将来の夢:幸せになる事
・ストレス解消法:カラオケ
・OFFの過ごし方:寝ます
・プレイスポット:新宿
・初体験:18歳  ・性感帯:胸
・好きな体位:正常位
・Hなエピソード:カーSEX
・好きなお客さん:優しい人
・嫌いなお客さん:不潔な人
・得意なテクニック:パイズリ
・メッセージ:やわらかいおっぱい触ってみて
歌舞伎町一番街通り
つるつる性感 生ヘルス
元祖 パイパン倶楽部
料金システム
(35分)8000円(平日限定先着10名様)
30分 10,000円
45分 15,000円
60分 20,000円
75分 25,000円
90分 30,000円
入会金・指名料 各2,000円
営業時間 10:00〜24:00
TEL 03−3204−0231
FAX 03−5273−1866
担当 三沢守
HP 090−8436−1725

古川益三のパイパントーク第2回目。
ゲストは、イラストレーターとして活躍中の広東もなさんです。
広東さんの略歴は、某美大卒業後、デザイナーを経てフリーのイラストレーターになったのです。
なぜ、パイパントークにお呼びしたのかというと、潰れてしまった『SHAVE!』、という「剃毛、ソリ跡、パイパン女子専門誌。日本初のヘアレスマガジン」というエロ雑誌で毛剃りについてのイラスト・エッセイを連載なさっていて、自ら女王様としてSMサロンで働く様を、主にパイパンについてレポートなさっていたのですが、それにまず「あかまつ」編集長赤田が、続いてが、マンダレイの人間までも心を奪われ「是非に!」ということでマンダレイ発「エロチャンネル」に来てお話していただくことになりました。

このトークはマンダレイ・エロチャンネルでご覧いただけますし、ハイライトシーンは「あかまつ」創刊号で楽しむことも出来ます。
まんだらけ出版では、広東もなさんの単行本出版も企画決定しました。
お楽しみに。
(広東もなさんの連載は双葉社『別冊週刊大衆』連載中の「広東もなの風俗GIRL A GO GO」で読むことができます。) 概要はおいおい追ってお伝えします。