毎日オークション これは、日テレの『ドラえもん』です

これ、どこで作った偽物ですか？
そう問いたくなるドラえもんとのび太くんのセル画を、オークションページでご覧になった方は思わず「かわいくない」と呟いてしまったのではないでしょうか？
私はこのドラえもんのロマンに欠けた見た目に、こんなに酷い作画があったのかと失礼ながら口にしてしまいました。
それと同時に、このやけに手足の細長い面長なドラえもんに愛しさが沸きあがったから不思議です。
これが、世界に愛されるキャラ、ドラえもんのマジックなのか！！

見た目も衝撃的なら放送当初の出演人にも驚きます。

まずはドラえもんの声優さんが富田耕生さん。
博士だったりオヤジだったりのイメージが強い方ですが、まさかのドラえもん役。
衝撃度で言えば、絶対可愛い声に違いないと信じていたプーさんの声が、オッサン声だったって時と同じくらいの衝撃です。
14話からは野沢雅子さんに声優さんが代わったものの、2クールで放送が終了。
アニメ第1作でのび太くんのママ役だった小原乃梨子さんが、第2作ではのび太役になっていたり、第1作でジャイアン役だった肝付兼太さんが、第2作ではスネ夫になっていたりと…
色々とその辺は面白いエピソードも多いですね。

不遇にも日テレから去ったドラえもんは、テレビ朝日でブレイクするわけですが、その効果でテレのドラえもんがより存在感を薄くしてしまったように思います。
そんな「日テレ版・ドラえもん」を、当時放送をご覧になっていた方や、いまになってあの縦長なドラえもんが可愛く思えてきている方にお勧め致します。

セル画館の店頭では毎日オークションに出品している商品がショーケースに展示されています。
商品の内容をご覧いただき確認することも出来ますので、心惹かれる商品がありましたら中野店にご来店の際お立ち寄りください。

担当 豊村